今日は、3年ぐらい前から楽しみにしていた作品の封切りです。一昨日、『スティング』を観に行くついで、と言うにはあまりに遠い距離を移動してまでチケットを押さえに行ったのは、どーしても空振りしたくなかったから。そのうえで更に、上映開始に余裕で間に合うように家を出るという。
場所は、先月の『(500)日のサマー』以来、妙に来る頻度の増しているユナイテッド・シネマ豊洲です。今月に入ってから既にチケット確保だけのときも含めて3回。入場するとき、もぎりのおねーさんに「いつもありがとうございます」と言われました。……そりゃまあ、これだけ来ていれば顔を覚えている人がいても不思議ではないか。
鑑賞したのは、2本立ての企画もの『グラインドハウス』に挿入されていたフェイクの予告篇が好評を博し、ファンの声に後押しされる形で、とうとう本当に単独の映画として製作されてしまった、究極の悪人顔ダニー・トレホ主演、ナイフ使いの元メキシコ連邦捜査官の活躍をど派手に描いた超B級アクション『マチェーテ』(Sony Pictures Entertainment・配給)。
……いやもう、本当に期待した通りの突き抜けきったB級映画。辻褄を合わせるよりも、こーいう映画を愛する人々の欲求に如何に忠実であるか、に徹している。どうすれば死ぬんだ、と思うくらい頑丈で、あんな強面なのに女にモテる主人公、やたらやることが容赦ない悪党に、色っぽくて格好いい女性陣、そして妙に込み入った背景がもたらす、カオスとしか言いようのないクライマックス。徹頭徹尾痺れっぱなしです。フェイク予告篇で登場したシーンはほぼすべて使い切っているし、待ち焦がれていた身としては文句ありません。そしてこれからは、『殺しのマチェーテ』を座して待ちます。
鑑賞後は月島に寄り道してもんじゃ焼きで昼食を――と思っていたのですが、さすがに土曜日はけっこう人出が多い。ひとりで鉄板を占有してしまうのは申し訳ないので、平日に仕切り直します。代わりにラーメンで腹を満たして帰宅。
午前中に鑑賞したので、出来れば当日中に感想を書き上げてしまいたかったところなのですが、夜、観たいテレビ番組が見つからないあまり、借りてあったDVDを本気で鑑賞してしまったため、時間がなくなりました。そんなわけで、感想は明日に先送りします。
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