夏の香港傑作映画まつり2012atシネマート六本木。

 先週は怠さでスルーしましたが、今週から週末の封切り映画鑑賞も再開です。今日は観たい映画がやたらたくさん公開されるのですが、色々調整した結果、他に考えられなかったので、自転車にて六本木へ。西から迫ってきた豪雨はどうやら朝までに通過したようで、蒸し暑いほどの好天のなか、時間に余裕を持ち、水分を摂りつつ慎重に移動しました……やることもたくさんあるから、そう簡単に倒れることは出来ません。

 訪れたのはシネマート六本木。お目当ては、“2012夏の香港傑作映画まつり”の第1弾、ジェット・リー主演&チン・シウトン監督による、民話をベースにした幻想的アクション白蛇伝説〜ホワイト・スネーク〜』(TWIN配給)

 ジェット・リーのアクション映画、という頭で観ると色々と物足りないんですが、コメディとロマンスの要素を加味したファンタジー、として鑑賞すればかなり手堅い出来。中心はタイトルにもある白蛇の化身と薬売りの青年のロマンスなんですが、ジェット・リーの貫禄がそこに芯を通しているのも確か。文句なしの太鼓判、とはいきませんが、そういう本質をわきまえたうえでなら、なかなかの仕上がり。規模的にはだいぶ小さいものの、きちんと公開されただけでも嬉しい。

 少し間が空いてしまいましたが、六本木で食事を摂るときはほぼここ、と決めているうどん屋に久々に立ち寄って腹を満たし、ちょこっと寄り道しつつ帰宅。水分だけでなく帽子も被ってきっちりと対策を取ったつもりなんですが、それでも家に辿り着く頃には若干グロッキーでした……自転車での移動に慣れたとはいえ、そもそも通算2時間以上、炎天下をうろうろしているんですから、消耗するのは当たり前ですよね〜……。

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