２日連続での映画鑑賞――本当のところそんな余裕はないのですが、観なきゃ観ないでダメージを受ける厄介な体質になってしまったので、どーしても観ておきたいものは何とか時間を作って観るようにします。
しかし今日は必ずしも映画を観るだけが目的ではない。赴いたのは、実に１ヶ月ぶりのTOHOシネマズ西新井。実はここ、先日の震災でけっこう被害があったらしく、つい一昨日まで営業を見合わせていたのです。オープン直後から訪れ、何度か文句をつけつつも通い続けていた小屋であるだけに心配していたので、様子を見るためにも敢えて向かった次第。
激情の入っているアリオ西新井全体が当然のように薄暗くなっていましたが、映画館のホールもかなり照明を抑えていてかなり暗い。しかも話を聞くと、設備もかなり損傷を受けたのが事実のようで、今日時点でも未だに２つのスクリーンが使用不能になっているそうです。西新井は23区内ながら現行の計画停電の対象エリアに入っていることもあって、スケジュールの設定がかなり厳しくなっているようですが、私としてはなるべく足を運んで支えてあげるしかありませぬ。
鑑賞したのは、歴代のプリキュアが勢揃いする特別版第３作、『プリキュアオールスターズＤＸ３／未来にとどけ！ 世界をつなぐ☆虹色の花』(東映配給)。これまではユナイテッド・シネマ豊洲で鑑賞していたのですが、今回初めて西新井で上映されると知って以来、ここで観る気満々でいました――営業停止が長引くようならまた豊洲で、とも思い始めていたものの、こういう経緯で、折角久々に訪れるならまずこれを、と思った次第。
とりあえず、オールスターズ３部作のなかではいちばんの出来。これまでの劇場版に登場した敵役も総登場しているため、敵キャラや世界観の独自性はなく、日常場面でのプリキュアたちの交流もほとんど描かれていないのは残念ですが、その代わり、プリキュアとしての活躍を見事に盛り込んでいる。最近の作品しか知らなくとも楽しめるでしょうが、全作品鑑賞してきた私には非常に満足度の高い出来でした。シリーズの好きなお子様がいる方は、少し無理をして連れていっていいと思います。色んな意味で、いま観て損のない映画でした。……あまりにも愉しかったので、しばらく他に行く用事もなさそうだし、豊洲でもう１回観てこようかしら、とさえ思い始めている。
鑑賞後は本日もうひとつの目的地である、行きつけの蕎麦屋へ。こちらも何らかの理由で開けていなかったらどうしよう、と危惧していたのですが……杞憂でした。うどんは売り切れていましたが、それはたまたまだったらしい。とりあえず安心。
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