『モノノ怪』 海坊主 二の幕

 あやしの航海は続く。鬼火に囲まれた直後、現れたのは海座頭。異様な風体をしたこの妖は、旅人達に「この世でいちばん怖いものは何か」と問うてくる。そしてひとり、またひとりと、海座頭がもたらす恐怖に呑まれていく……

 海座頭の声に笑いました。飛び道具・若本規夫をここで使うか。しかし緩急自在な“問いかけ”が作品にリズムをもたらしているのは疑いようのない事実。やたらと装飾的な映像に間をふんだんに使った演出、最後には墨絵風の止め絵を挿入するなど、細かな実験が魅力的です。

 いちおうひととおりの事実は明かされた形ですが、しかしまだ何かが怪しい。もうひと波瀾ありそうな次回が楽しみ。

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