44だけど第三。[午前十時の映画祭(44)]

 午前十時の映画祭、《赤の50本》今週分を駆け込みで鑑賞へ。終日上映のTOHOシネマズみゆき座ですが、なんか午後は出かけづらい気分だったので、映画祭の趣旨通りに午前10時の回を拾ってきました。

 作品は、『フォロー・ミー』のキャロル・リード監督の代表作、未だに語り継がれるサスペンスの名作『第三の男』(東和×東宝配給)。古い映画をあれこれ観るようになって以来、特に「観ておかねば」という想いの強い1本でしたが、このシリーズで鑑賞できる日まで取っておいたのです。

 どうしてこれほど高い評価を得ているのか、よく解りました。完璧。サスペンスとしても芸術映画としても絶品の仕上がり。そして、主要登場人物がいずれも人間像に深みがあるのが凄い。脱帽。

 今日は出先では食事を摂らず、帰宅して昼食。感想は後回しにして、作業を進めよう……と考えていたのですが、借りてきたDVDを観始めたら止まらなくなってしまいました……うあ。

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