今月はイベント上映を追うのに精一杯で、月額レンタルで届いたこれを2週間もほったらかしにしてしまいました。そろそろ更新の時期なので、いい加減見ておこうと思い、2回に分けて鑑賞。昨年末に劇場公開された、志水辰夫の小説の映画化作品。
周りでまったく評判を聞かなかったのでどんなもんか、とヒヤヒヤしていたのですが、さすが阪本順治監督、雰囲気は出ているし、きちんと組み立てている。ただ、如何せん舞台が舞台なので、絵面も話運びも地味にならざるを得ない。原作を読んだのがあまりにも昔なので、どの程度なぞっているのか判断は出来ませんが、決して出来は悪くないけど一般受けはしない、というか一般の観客が映画館まで足を運んでみようと思うものとは違ってしまった感じ。いや、本当に出来はいいと思う。
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