2日連続ハシゴ――できなかった……。[大成龍祭2011(14)]

 昼までは、大成龍祭参加のついでにもう1本観るつもりでいたのです。が、昨日から若干体調が思わしくなく、今朝方はとにかく怠かったので、早めに昼寝をして出かける時間帯に備えたのですが、目覚ましがまったく効かず、気づけば出かける予定を大幅に過ぎている。

 とはいえ、もともと移動時間を余分に取っていたので、今から出かければ間に合わないこともない。強行するか、と悩みつつ、鑑賞するつもりだった作品の空席状況をネットで調べると――もう9割以上埋まっていた。各列ぎっしりと灰色に塗り潰されているなかに、ところどころ1席だけ空いている状態。こちとら一人客なので、そこに割り込むことは出来るのですが、果たして上映開始時間まで、それらの席がすべて空いているかどうかは甚だ疑問。

 しばし思案して、ハシゴは諦めました。そのぶん、溜まっている感想書きに費やし、早めに出かけてゆっくりと移動すればいい。そんな具合で、非常に余裕を持って現地入りしました。

 今週の大成龍祭2011上映作品は、サモ・ハン・キンポー監督&主演による“福星”シリーズ第3作『七福星』(東映配給)。けっきょく先に第2作『大福星』を観ることは出来ませんでした……だってレンタル店に全然ないんだもの……。

 しかしまあ、基本的には『五福星』の流れを踏襲した、サモ・ハンを中心とする面子のコミカルなやり取りに、ジャッキー含む警察官たちの捜査が絡んで、最後にアクションに発展するという話です。ただ、正直なところ『五福星』に比べてとっ散らかっている感は否めない。大成龍祭であることを考えると、クライマックスでジャッキーの見せ場を実質的にサモ・ハンが奪ってしまったのも残念――これはジャッキーが次回作の撮影で多忙になったため出演シーンを意図的に減らした、という噂もあるらしいですが。愉しいのは間違いないものの、映画としてはいまひとつ。

 ちなみにこの『七福星』、今年11月に公開される『新少林寺/SHAOLIN』以前にジャッキーとアンディ・ラウが共演した唯一の作品ということで、上映前に『新少林寺』のポスタープレゼント抽選会が催されました。けっこう当選率は良かった、はずなんですが、私は外れました。まあ、いつものことだ。こういうので当選した覚えはほとんどない。

 来週は『ポリス・ストーリー/香港国際警察』です。この大成龍祭2011では初となるブルーレイでの上映。出来れば次回も参加したい――が、今週いっぱい、けっこう凄いスケジュールになってしまうので、果たして気力体力が保つかどうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました