実はTOHOシネマズスカラ座では初めての3D鑑賞。

 そして、何の得にもならない記録を更新した直後に、なおも映画を観に行くのであります。だって観たい映画がたくさん残ってるんだもの!!

 ……が、夕方から出かけるつもりで用意していたのに、どーいうわけか携帯電話のアラームに身体がまったく反応せず、1時間近く寝過ごしてしまいました。幸いに、と言うべきか、まだ最終回上映が残っている時間帯だったので、遅れて出発。帰宅時間のことも考慮して、当初観るつもりだった作品をあとまわしにして、第2候補に考えていた作品の掛かっているTOHOシネマズスカラ座へ。みゆき座と同じ場所なので今年は随分と訪れたのですが、実はスカラ座で鑑賞するのは今年2回目だったりする。
 ポイントが貯まっているし、3D眼鏡も持っているので、料金は都合300円で済みます――が、窓口で予想していなかった言葉を聞いて、しばし硬直。

「当館はソニー製の3D方式で上映しておりますが、眼鏡はお持ちでしょうか?」

 ……これだけでは何に驚いているのか解らないかと思いますが、TOHOシネマズ系列の多くの劇場で使用しているのは、master imageというところの3D方式。スカラ座からほど近いTOHOシネマズ日劇でもこれを導入しているので、てっきりスカラ座もそうだろう、と思いこんでいたのです。が、ソニー製のシステムもTOHOシネマズの一部劇場で導入していて、私も渋谷でいちど鑑賞している。律儀にそちらも常備していたので、心置きなく割引料金で利用しました。

 しかしソニー製の3Dシステムには問題があって、眼鏡着用者向けのクリップオンタイプを用意していない。いちおう劇場の方に訊ねてみましたが、やはり扱っていない――かと思いきや、来月から販売開始予定なのだとか。おおそれは幸い、ではちょうど来月1日から公開の『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』はクリップオンで観られるんですね?! と勢い込んだところ、

 ……発売開始は3日予定なんだってさ。

 何か微妙に釈然としない気分を味わいつつも本日の本題です。鑑賞したのは、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督最新作、お馴染みの冒険物語を現代的に、ど派手にアレンジした歴史冒険ロマン三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(3D・字幕)』(GAGA×テレビ朝日配給)

 いい意味でも悪い意味でも期待通りの作品でした。ものすごく大胆にアレンジを施しつつも冒険物語としての魅力は保ち、映画だからこその見せ場もふんだん。そして予想したとおり、三銃士はいちおう個性はきっちり描きつつも、基本的に悪役諸氏に食われてしまってます。ただまあ、それでもさすがに娯楽映画のツボを弁えた監督らしく、2時間弱しっかり愉しませてくれるので、問題なし。

 鑑賞後はまっすぐ帰宅――しかし、いくら代謝がよくなっているとは言い条、長袖にデニムのジャンパーというだけの格好で自転車を漕ぐのはさすがに無茶な陽気になってきました。最終的にそんなに寒くはないんですが、手が、手がかじかむ。

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