《赤の50本》終了。[午前十時の映画祭(97)]

 久々に乾燥注意報が解かれたと思ったら、雨どころではなく霙、時間帯によっては積もらないまでも雪が降る、という有様。しかし、今日はある意味記念すべき日ですし、あらかじめチケットは押さえてありましたから、今年に入って初めて電車にて移動。Suicaを利用したのが実に1ヶ月ぶりでさえあった。

 当初予定されていた第2回午前十時の映画祭の会期は本日にて終了、TOHOシネマズみゆき座にて上映されていた《赤の50本》は震災による休映もなかったので、本日で完全に終了です。その最終日、名称通り午前十時から干渉した最後の作品は、ダスティン・ホフマン自閉症の男性を好演して、アカデミー賞を筆頭に様々な賞に輝いた名作レインマン』(日本ユナイテッド・アーティスツ×UIP Japan配給)

 たぶんテレビでの放送だったはずですが、映画を頻繁に観るようになる以前にいちど鑑賞しております。昔からトム・クルーズの立ち位置が身につまされるので、好きだけどなかなか再鑑賞する樹になれなかった作品でもある。久々に鑑賞しましたが、やっぱり名品。それなりに鑑賞眼が育ったはずの現時点で観ると、実はかなり早い段階からレイモンドがチャーリーのことを正確に認識していたことが窺える。良質の映画は、きちんとそういう目配りが感じ取れるものらしい。

 なにはともあれ、TOHOシネマズみゆき座での第2回午前十時の映画祭はこれで終了。第3回はここで実施されますが、何度か触れているように、《青の50本》の再上映なので、よほどお気に入りで、かつ時間に余裕のあるときぐらいしか観ないつもりです。しばらくは足が遠のきそう……ということはなく、明日以降、第3回が始まる3月までは一般上映が行われますし、スカラ座のほうは何だかんだで時々来るはずなので。六本木よりは移動が楽なので、むしろ訪れる頻度は六本木より高くなるかも。

 昨日、なるべく宿題は作らない方向で……と記したばかりですが、今日は夕方から一気に体調が悪化、粗筋を書くのが精一杯だったため、詳しい感想は明日以降にアップします。というか、現在非常に怠いので、明日ちゃんと起動できるかも不安……。

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