スマホは携帯に向かず、ゲームには更に向かない。

 鼻水がなかなか止まらず集中力が維持出来ず、昨日はいちにち寝ていた結果、今夜はまともに眠れず、朝方になって眠気を調整した結果、けっきょくやっぱり半日何も出来ず。作業が手につかないので、auスマートパスに今月から追加された『逆転裁判 蘇る逆転』をやって時間を潰していました。

 いまさらではありますが、ゲーム自体は非常に面白い。そもそも起訴時点で警察の調べが甘すぎやしないか、という疑問はあれど、証言の矛盾や曖昧さを衝いて意外な真相を暴く、というプロセスが痛快。そりゃあ人気も出るわ、と遅ればせながら納得して遊んでいたのですが――あいにくと、このゲームで遊ぶのに、どうやらスマートフォン、慎重に言えば、私の使用している機種は向いていないらしい。

 電池の消耗が、恐ろしく早い。

 ほんのしばらく遊んでいるだけで一気に何十%と電池が減り、気づけばエコモードの動作確認のダイアログが表示される。この早さでは到底出先では遊べない。

 仕方ないので、ACアダプタからケーブルで繋ぎ、充電しながら遊ぶのですが――それでも減る。スピードは遅いのですが、遊び続ける限りじわじわ、少しずつ電池が減っていく。

 調べてみると、ゲームの電池消耗率が異常に激しいのも確かなのですが、どうも遊んでいるあいだに電池が過熱状態になるのも問題らしい。このスマートフォンは仕様として、過熱状態になると充電が停止し、冷却状態になるとふたたび再開するようになっている。恐らく電池の寿命に配慮した仕組みなのでしょうが、そのために、ゲームが電池に負荷をかけたままだと、充電がままならないようなのです。

 遊びすぎなくていい――という考え方もありますが、しかしこの仕組みでは、スマートフォンとしての機能を発揮しづらい。どこのキャリアもスマートフォン普及に躍起になっていますが、先に考慮すべきは、スマートフォンとしての能力を発揮しながら、電池を如何に保たせるか、という点ではないでしょうか。これじゃいくらアプリが充実していても、使える範囲が限定されすぎて意味がない。

 この調子では、続篇がスマートパスでリリースされてもちょっと手を出すのを躊躇いたくなる。ではどうしよう――と、そこで気づいた。

逆転裁判』シリーズは、iOS用のアプリとして先にリリースされている。

 調べてみると、第1作の第2話まで無料で遊べて、そのあとはアドオンで購入する形で第3作で既に対応している。試しに無料部分まで遊んでみましたが、こっちはさすがに電池の消耗も他のアプリと大差なく、1話ぶんぐらいなら立て続けにプレイしても、残量を心配する必要はなさそう。

 スマートパスなら月々一定の支払ですべてのアプリを利用可能、ですがこっちも3作までまとめると1500円で購入出来るので、そんなに高くはない。どうしたものか……何だかんだ言いながら、スマートパス版『逆転裁判』も、最後の1話まで来てしまって、続きはまだリリースされてませんし。うううむ。

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