レンタルDVD鑑賞日記その330。

 実はこれ、次に観る予定のイーストウッド監督作『ホワイトハンター ブラックハート』の予習だったりします。同作は本篇の撮影にまつわるエピソードを下敷きにしたらしいので、細かいところは無理でも、まー予備知識ぐらいは身につけておこうかしら、というわけで。

 滅法面白い冒険活劇……といいますが、いま観るとやっぱりあちこち貧弱。ただ、舞台も登場人物もこれだけ絞り込んで、しかしきっちり愉しませてしまうのは凄い。撮り方といい人物の扱いといい、いまやフィクションの中でしか見かけないような方法を採っている(人物回りがぜんぶ合成だったりとか、やたら個々を大写しにしたりとか)のですが、それも本篇のような作りには似つかわしい。ある意味、往年の名作映画の魅力をいちばん解りやすく伝えている、のかも。

 しか今回借りたDVDは、作品の内容以外の部分が駄目すぎでした。まるでビデオからそのまんま複製したような粗い画質に、随所で途切れる字幕。キャラクターの性別を無視した訳文まであって、正直これはどうかと思う。ブルーレイで借りたかったところですが、あいにく月額レンタルにはなかったから……。

 何にせよ、これで予習は済んだので、次は『ホワイトハンター ブラックハート』を観るつもり……っても、月額レンタルでは思惑通りに出荷されるとは限らないんですけど。

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