初木場。

 本日は、今年最初の深夜イベントが開催されるので、週末恒例の映画鑑賞もそれに合わせて――と考えてましたが、観たかった作品は、直前の時間帯には新宿での上映がない。他に宿題となっている作品を選ぶ、ということも考えましたが、諸々の事情があって、ハシゴしたり、合間に時間を潰す、というのも難しいので、直前の映画鑑賞は諦め、大人しく朝から出かけることにしました……観ない、という選択肢は私には無い。

 この週末封切り作品のうち、第1候補に考えていたものは、メイン館が新宿、しかも他の土地での上映もかなり限られているので、こりゃ朝に新宿に行き、いちど家に帰ってから出直しするしか、と思ったのですが、よくよく調べてみると、もう1箇所、23区内でかけている劇場があった。

 というわけで赴いたのは、109シネマズ木場。実はここ、初めての訪問です。TOHOシネマズと比べると地方寄り、しかもこの木場でかかる作品は、たいてい他のシネコンでフォローできてしまうため、ずーっと私の網から外れていたのです。都内にある映画館ぐらいはぜんぶ訪れておきたい、という野望を密かにだいぶ前から抱いていた私としては、この機会を逃すわけにはいかない。

 初めて、とは言い条、実はユナイテッド・シネマ豊洲からそう遠くなく、自宅からのルートも途中までは一緒なので、一切迷うことなく到着。イトーヨーカドーを中心とする複合施設のテナントのひとつなので、ちゃんと駐輪場もあるのが有り難い。

 鑑賞したのは、『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカーが主演と製作総指揮を兼任、全篇車の中から撮影した、というユニークな手法によるカーアクション+サスペンス映画逃走車』(Asmik Ace配給)。予告篇でその趣向を知って以来、むっちゃくちゃ愉しみにしていた1本です。

 で、実物を鑑賞しての感想は――ある部分では期待外れでしたが、しかし質は高い。詳しいことは、このあとすぐにアップする項をご参照ください。きっと不満を抱く人も多かったでしょうが、私は悪くないと思う。

 ちなみにここは、都内でもまだ数少ないIMAX対応のスクリーンを備えているので、ほんとーならそっちで鑑賞したい気持ちもありましたが、『逃走車』の上映は一般スクリーンだったため、IMAXのクオリティは体感できず。思いのほか私には訪れやすい立地だったので、いずれ機会があったら、IMAX作品を鑑賞してみようかしら――ふだん利用している割引が効かないので、私にとってはすごーく割高になってしまいますから、よっぽど期待している作品でないと気が向かないでしょうけれど。

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