作業が大詰めのところですが、時期的にも精神衛生的にもそろそろ映画館に足を運ばないとしんどくなってきたので、朝からお出かけ。天気予報がやや不穏な内容だったので、大事を取って電車にて渋谷へ――自転車で出かけて、渋谷にいるあいだに降られたら目も当てられないので。
訪れたのは、５ヶ月ぶりくらいのヒューマントラストシネマ渋谷。ここは独自企画を色々と催しているので、もうちょっと多く足を運ぶことになるかと思っていたのですが、何だかんだでちょっとご無沙汰となってしまいました。
鑑賞したのは、『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイター監督×ジャック・ブラックのコンビが、実際にあった殺人事件をちょっと変わった切り口で映画化した『バーニー／みんなが愛した殺人者』(Transformer配給)。
既に感想は書き上がっているため、中身についてはそちらで触れるとして……本日の映画鑑賞で、わたくし、久しぶりに失敗を犯しました。かつて一度だけ経験し、その反省からずーっと用心していたのに、今回は用心が足らず、とうとう同じ轍を踏んでしまった。
腹痛で一時退出しました。
朝から厭な気配はあったのです。それ故に、出かける前にトイレに入り、整腸剤も服用したのですが、万全ではなかったらしい。それでもかなりこらえたものの、終盤に入って限界が訪れ、慌てて退出。早めに戻ったお陰で、エンディングは見届けられたのですが、５分ばかり観逃しております……。幸い、実話に取材した映画であり、実際の出来事をおおむね知っていたので、終盤がちょっと抜けたぐらいでは問題がなかった、と思われますが……あの５分のあいだに大事な描写があったのでは、という不安は未だに拭えず。
現時点では再鑑賞する余裕はないので、感想を書き上げてしまいましたが、後日なんとか終盤を確認して、もし全体の評価に違いが出るようなら書き直したいと考えています。ちなみに以前、同様の失態を犯したのは『ジーパーズ・クリーパーズ』鑑賞の際でした。……世評はともかく、個人的にお気に入りの作品なので、なんとなくこれも思い入れのある作品になってしまいそうな気はする。
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