今年も来たぜ、大つけ麺博2013。

会場入口の様子――門前で関係者が取材を受けていたよーです。

 このところ秋頃になると毎年のように開催されている大つけ麺博。私が頻繁に赴いていた日比谷で開催されていたことから存在を知って、以来毎回何度か訪れていましたが、今年も大つけ麺博2013として本日から始まります。昨年までは浜松町駅近くの駐車場を貸し切って会場としていましたが、その駐車場でもともと決まっていた再開発が始まったため、今年は場所を移して新宿・大久保公園で行われます。昨年判明した私の身体の状態からすると、こーいうイベントに喜び勇んで参加するのはけっこうまずいのですが、新宿まで自転車で行って帰るときならカロリー的にはどっこいどっこいだろう! と自分を騙し、今年も何度か食べてみるつもりです。

 いつもなら、初日から駆けつけることはあんまり考えないのですが、今日は毎週木曜恒例の用事があって、ついでに映画を観る、といったかたちでまとめて割く時間がない、翻って、朝一番で新宿に自転車で赴いて、食べてそのままUターンする、という具合にするとちょうどいい。休憩がほどほどですから、運動という捉え方をしても申し分ないので、あえて初日に行くことに。

 実は、初日から行くつもりになったのには、もうひとつ理由がある。基本的には人気店でもあまり並ばずに買えるのがこのイベントの魅力、とは言い条、混む時間帯や、もともと人気のある店舗のブースにはどうしても列が出来る。そのためか今回から、スマホアプリを利用したペーパーレス・チケット“tixee”というサービスを導入、“ファストチケット”と称して、予めネット経由で購入しておくと、指定した時間帯であれば優先的に品物が受け取れるようになったのです。たまたま、もういちどラインナップをチェックしよう、と公式サイトを閲覧してその存在を知り、既にセブンイレブンにて割引チケットを購入してあったのですが、どうせ最低でももう2回は行く予定ですし、いちど試してみるのも悪くない、と急遽購入してみました。

麺 風來堂の札幌つけ麺(味噌)。 今年の会場、大久保公園は、JR新宿駅を起点に考えると、歌舞伎町を挟んだ反対側あたりにある。如何せんあたりは歓楽街ですし、途中にはきらびやかーなお店があったりで、最短ルートを通ろうとすると、不慣れな方は尻込みするかも。私は、その手のお店に興味はなくても、新耳袋トークライブなどでたびたび近くをうろついているので、昼間ならさして抵抗はない。ただ気になるのは、浜松町駅近くの会場と比べるとやはり手狭で、ファストチケット利用者や品物を受け取った客、更にはスープ割りを求めてくる客のための通路が一緒くたになっており、動線が苦しい。そして、まだ私が買った頃合いはそれほど人出がなかったとは言い条、初日ということもあって既に形成された列の横を通り、いち早く受け取って立ち去る、というのは、被害妄想だと解っていても視線を感じずにいられません……恐らく、このサービスの存在自体を知らないひとも少なくないはずで、浸透すればもう少し利用しやすくはなるんでしょうけれど。

 到着後ものの5分とかからずに確保した今年の1杯目は、札幌より参加の麺 風來堂による札幌つけ麺(味噌)。基本的には味噌味が好みの私としては、つけ麺定番の魚介スープよりもこっちにまず惹かれたのです。つけ麺なのでやや濃厚ながら、スープ割りがなくても飲めるくらいのつゆに、程良く柔らかな麺がうまく絡んで、私にはかなりのヒット。ぶっちゃけ、第1週のラインナップには本命がいなかったので、けっこう直感的に選んだ店でしたが、これは機会があるならもう1回食べてもいいかも、というくらい。

 この秋は、というかこの秋も何だかんだで慌ただしい日々が続くため、どのくらい訪問できるかは謎ですが、とりあえずここはどーしても食べたい、という店のものだけでも押さえるべく、あと2回は来ます。ていうか、いくら新宿まで自転車で往復するから、と言い訳しても、毎週6回も食べてたら壊れるわ私の身体。

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