新耳袋トークライブ94。

新耳袋94看板。 きのうの更新のあと、今年最後の新耳袋トークライブに参加してきました。

 例年、最後の回は“憑き物落とし”と称し、レベルの高い怪談会になる……とは言ってみるものの、毎回通っていると、実際はそーでもない、というのが正直なところ。某氏謹製のオープニング映像を1年分そっくり上映したりしますが、出来の善し悪しはあくまで木原浩勝氏の取材にかかっているわけで。

 殴り込みチームは最近色々と多忙なようで、今回も田野辺キャップのみの登場。しかも怪談よりは映画の話で盛り上がっていた気がします。いちばん気になるのは来年の新耳Gメンの活動ですが……正直、聞いていてもよく解らなかった!

 長めの第1部のあとは、ゲストをおふたりほど壇上に招いての第2部。常連ならご存知の方が登壇されたのですが、実はこの方がけっこう色々ととんでもないエピソードの持ち主だったことが判明、観客の前で掘り下げる展開に。ご本人は決して語りが上手いわけではないので、聞き取りをしながら木原氏が予め取材していた内容をもとに整理する、というかたちの進行でしたが、久々に生で怪談の“怪”が抽出される面白さを目の当たりにしました……ただ、怪談以外の部分の驚きが多すぎた気もする。

 ふたたびの休憩を挟んで、第3部は怪談尽くし。取材自体はかなり行き届いていたようで、畳みかけるように繰り出される……のですが、如何せん、序盤で時間を使いすぎた。憑き物落としの回には珍しく、ネタの前振りをして一部、年を越す格好で終了。まあ、こういうときもあります。

 このイベント、通常は年に6回催されます。つまり、来年の今ごろには遂に100回に到達する。私自身、いったい何回参加しているのか、もうよく解らなくなっておりますが、ここまで来たらとことん通い詰めるつもりです。来年は大台達成を記念して、長年封印していた企画も実施されそうなので、私も準備しなければ。

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