きょうもよもやま話。

検査に行ってきた。

 私が在宅透析の管理をしてもらっているクリニックでは、年に1度、《誕生月健診》なるものを実施している。レントゲンや簡単な心電図などは、通っているクリニックでも出来ますが、大型の装置を要するCTなどは実施できない。これを年に1度実施して、身体の状態を確認する、というものです。実は昨年も請けてますが、透析をしている、という話をここで告白する前だったので、詳細は書いてなかったりする。
 出かけるのは……すぐそこ。自宅の最寄り駅の、目と鼻の先。最初に糖尿病という診断を受けたクリニックが入っていたのと同じビルの中に、検査専門の施設が入っている。経営はまったく別のところ。実は、こういうふうに、クリニックや医療関連の設備が、おんなじ建物に入っていることはわりあい多く、この周囲には他にも幾つものクリニックや専門的医療機関が並んでるのです。
 とにかく、歩いて数分程度なのは非常に有り難い。なにせこういう検査は身動きが出来ず、そのくせ時間がかかりがちなので、やたら動き回るのとは違う疲労を味わう。済んだらさっさと家に帰って一息つけるのがいい。以前通っていたクリニックでも、必要があって、こうした検査専門の施設を利用したことがありますが、そのときは微妙に遠くて困りました……医療機関同士の繋がりが関係してるんでしょうけれど、クリニックから複数の路線を乗り継いで、更に歩かないと行けないところを指示するのはやめて欲しかった……。
 腹部CTなので、撮影6時間前から絶食の指示が出ている。9時に予約が入っているので、抜くのは実質、朝食だけでいい……とはいえ、日頃ちゃんと三食食べている身には、朝を抜くと力が入りません。早く済むことを念じつつ検査施設へ――他の患者さんもそういう心境で来てるんだから、無駄な問診票の記入とか、医師の前でただただぼーっと待ってるだけの時間は省いてくれんだろうか。
 案内には、1時間ほど見て欲しい、と書いてありましたが、実際には都合30分ちょっとで済みました。検査結果はクリニックに直接送られるので、私はそのまんま帰宅。
 家に着くなり、茶腹も一時、とばかり、ひとまずアイスコーヒーを入れてお腹を落ち着かせるのでありました。

またラーメン店が閉店してしまった。

 ご近所に、ほんとーに近所過ぎるがゆえに、ここではあえていちども名前を挙げていなかったラーメン店がありました。先月末まで。
 知らないあいだに閉店してました。
 存在を知ったのはもうかなり前、それこそここで訪れたラーメン店に言及するようになる前からです。大つけ麺博には通い始めたあとだった、と記憶していますが、いずれにせよだいぶ経っている。
 スープの味が変わったのを嫌って一時、足が遠のいたことも、お気に入りだったつけ麺が“後継者問題のため”という解るような解らないような理由で提供されなくなった(そのわりに店員の顔ぶれ変わってなかったが)こともありましたが、何だかんだで2ヶ月に1回くらいは訪れていた。コロナ禍での休業から復帰したあとは、テイクアウトも幾度か利用していて、しまいには完全に顔を覚えられていたほどでした。
 気になってはいたのです。最近、近くの道に立てていた幟を見なくなりましたし、あんまし更新されてなかった公式サイトも急に見られなくなっていた。後者については、放置しすぎて削除された可能性もなきにしもあらずなので、そこまで深刻に捉えていなかったのですが、どうやら閉店とともにサイトも消していたようです。
 お店には色々な事情があるので、閉店自体は致し方のないことだと思う。とはいえこんなに突然だとさすがに凹みます。せめて、もうちょっと早く知っていれば、閉店前にいちど訪ねられたのに。
 意識して新規開拓を続けたお陰で、いまは映画館の多くある駅の近くには最低でもひとつ、お気に入りで何度も訪ねているラーメン店があります。急に消えてしまわないよう、今後も新規開拓の傍ら、お気に入りにもちゃんとこまめに脚を運ぶべきなのでしょう……ただの客に貢献できるのはその程度でもあるのだし。

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