たぶん、ラスト3本。

 というわけで今年も残すところ1週間。身辺で色々と起きているので、年末のあいだはハシゴをするのが難しく、予定と繰り合わせると、年内に映画を観に行けるのはたぶんあと3、4日。滞っている作業の都合とか、大晦日ぐらいは恒例の更新をしたい、ということもあって、恐らく出かけるのは3日、つまり合わせて3本が限度。

 そのうちの1日が本日、なので先週くらいから何を観に行くかずっと悩んでいたのですが、なかなか決められない。とりあえず行き先と帰り時間を前提に一つ候補を決め、その他に何かないか調べ続けたものの、優先順位をつけかね、結局さいしょの候補を観ることになりました。

 向かったのはTOHOシネマズシャンテ。レディスデーに加えて、そろそろ学校が休みに入っているせいか、客層は女性中心で若め。……基本、そんなこたぁ気にしないのですが、今日は選んだ作品が作品なので意識せざるを得なかった。アメリカで“『ライ麦畑でつかまえて』の再来”と絶賛された青春小説を、作者自らが監督し、ローガン・ラーマンエマ・ワトソンエズラ・ミラーという旬の若手俳優を起用して映画化した、ウォールフラワー』(GAGA配給)

 シャンテでは今週いっぱいですが、劇場を移して続映が決まっているくらいの作品です。そりゃ出来はいいに決まっている。やっぱり基本は絵空事なんですが、そんななかにちりばめられたリアリティが痛く、そして切ない。冷静に考えればこのあとにも辛いことはたくさんある、という察しもつきますが、それでも本当に宝物のような青春時代がここにある、という感覚が持てる。とりあえず、学生時代に孤独だったひと、自分の凡庸さに嘆いていたようなひとには強烈に響く作品だと思う。だいぶ悩みましたが観ておいて良かった。

 鑑賞後は、珍しく自宅に近いところにあるファミレスにて昼食を摂って帰宅。……先日、私が出かけているとき、両親がここで食事をした、という話を聞いて、そういやしばらく行ってないな、と思ったものですから。

 午前中の鑑賞ですので、計画的に書き進めれば当日中に感想をアップ出来るはずが、いつの間にか発表になっていた第2回新・午前十時の映画祭のスケジュールを表に書き込んで、どーいうペースで鑑賞するか検討していたら、あっという間に時が過ぎておりました。

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