第86回アカデミー賞ノミネート一覧

 発表はきのうでしたが、毎度の用事でチェックしている余裕がなかったので、1日遅れでアップします。

 昨年も『世界にひとつのプレイブック』で候補になったデヴィッド・O・ラッセル監督の『アメリカン・ハッスル』と、私が一押ししているアルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』が10部門で、名優と同姓同名のスティーヴ・マックイーン監督が実際の出来事をベースに描いた『それでも夜は明ける』が9部門で続き、事実上この3作品の三つ巴、という構図になりました。前評判の良かった『ラッシュ/プライドと友情』がすっかり無視されてたりとか、『ローン・サバイバー』が裏方2部門止まりだったりとか、やっぱり迂闊に“アカデミー賞最有力”とか謳わないほうがいいよなー、と呟きつつ、私としては『ゼロ・グラビティ』がここまで高く買われただけでけっこう満足していたりする。先のゴールデン・グローブも混戦だったので、どこまで賞が獲れるかは解りませんが、監督賞だけは『ゼロ・グラビティ』で固い気がするんですが……はてさて。

 日本人としては、宮崎駿監督がふたたび賞に輝くかが注目される『風立ちぬ』がありますが、しかし実は短篇アニメーションにも、『SHORT PEACE』の1篇として発表された『九十九』という作品が挙がっていることも嬉しいところです……発表される前に観ておかないとだわ。

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