亀が強くて何が悪い。

　きのうと同様、観たかったものを気楽に回収してきました。……いつもより上映開始が早いので、なんだか移動がだいぶバタバタしてたんですけど。

　今年も私にとってのホーム同様なTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞したのは、人気コミックブックの実写版リブート第１作、実験により突然変異し、身体能力は忍者ばり、中身は思春期のガキになったカメ４人組が悪に挑む『ミュータント・タートルズ（3D・字幕・TCX・ATMOS）』(Paramount Pictures Japan配給)。

　もーちょっとキャラクター掘り下げたほうが良かったんじゃないの？　とか西暦900年頃の日本で何があったんだよ、とか色々ツッコミどころはありますが、基本的には予算をかけたど派手なアクションと、設定や言動から溢れ出す“中二病”っぽさを楽しめればそれでいい、というつもりで足を運んだわけで、ですから充分に満足です。ただまあ、あまりにカメラもろとも動きすぎているせいで、３Ｄの効果を却って削いでしまっている感が全般に強かったのは惜しかった。２Ｄでも良かったかな、とちょっと思っちゃったし。ATMOSで鑑賞したのはこれで11本目になるんですが、音響が臨場感にまで貢献している、と感じたのは『ゼロ・グラビティ』に『パシフィック・リム』、『GODZILLA ゴジラ』あたりが極みだったかなー。……そういや『アナと雪の女王』は劇場側のトラブルで、実際にはATMOSじゃなかったんだった。

　鑑賞後は、諸々の用足しをしてから帰宅。上映開始が早く、上映時間も手頃だったので、その気になればゆっくり作業が出来たくらいのはずなんですが、用足しのほうに手間取って、夕方遅くまで潰れておりました。やっぱり、調子に乗ってうろつき回るのも考えものです。