例の初日、は無視して爆笑問題withタイタンシネマライブ#38。

 本日は、恐らく今年の映画界最大のトピック当日です。私も参加する……つもりだったんですけどね、これが被ってなければ。新宿まで出かけていった目的は、今年最後のタイタンシネマライブです。

 前回は冒頭が観られずちょっと悔しい思いをしましたが、本日は20分前には開場してくれたので余裕充分でしだ。それこそ、本日封切りのアレがあるため、会場整理の余裕を考慮したのかも知れませんが。

 本篇に入る前に、シネマライブ限定で、ライブ本篇には出演出来なかったタイタンの芸人ふた組による短めのネタを披露するコーナーが上映。鑑賞後、ネットで回答できるアンケートにて、どちらが面白いか投票、その結果によっては本篇への登場もあるかも、という趣旨。今回登壇したのは、以前は前説を担当していたツインタワーと、シティホテル3号室。ミニコーナーなのでネタも短めですから、ここで笑いが取れても本篇で面白いとは限らない気はしますが。とりあえず私は、後者に軍配を上げる。

 いよいよ本篇です。序盤はいつものタイタンメンバーから。最初の、ミヤシタガクによる緩急をわきまえたニュースネタも良かったんですが、次のゆりありくはこのシネマライブで仕掛けたネタとしてはいちばん上出来だったと思います。猿回し、というレベルを超えて、ちゃんとコントとして成立している。序盤のタイタン関係は、瞬間メタルがかなり微妙にスベった意外は全員よかった。

 最近ここくらいしかライブに出てないらしいパペットマペットは、しかし実はけっこう安定している。今回はクリスマスネタでしたが、自分のキャラクターを絶妙に活かした内容が楽しい。そして続いて登場の日本エレキテル連合、去年あたりのフィーバーは完全に引いた感がありますが、ネタの質の高さと毒の加え方は堂に入ったものです。緻密に組み立てられたネタに、そっと時事ネタを放り込むセンスもさすが。

 例によって例の如くの長井秀和のあと、という重責を担わされたのは、このあいだのキングオブコントで惜しくも、本当に惜しくも3位に終わったロッチ。結果こそアレでしたが、ネタの評価は高かった彼ららしく、しっかりと魅せてくれました。続く風藤松原は王道の漫才で、聞いていて気持ちがいい。

 こちらもいつもながらのBOOMER&プリンプリンを挟んで、トリの爆笑問題も毎度ながらの時事ネタたたみかけです。個々の話題がやや飛び飛びではありましたが、流行語大賞からまさに今日公開のアレまでしっかり触れて締めくくり。進行としてはかなり余裕があったようで、やもすると駆け足になりがちなカーテンコールも今日はじっくり楽しめました。

 次回は来年2月12日。タイタンライブ20周年記念で、ライブそのものは11日含む2DAYSの開催となりますが、シネマライブは2日目だけだそうです……そう聞くと、ライブで初日のほうも観たい気がするんですが、あっちの座席は押さえられる気がまったくしないのであった。

 ちなみに、訪れたTOHOシネマズ新宿は、予想通り例のアレで大盛況でした。あまりの混雑ぶりに、通常なら鑑賞した当日に買うことにしているプログラムを、今日買ってしまいました……何となく、売り切れが出そうだったから。観るまでは読みませんけどね。

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