爆笑問題withタイタンシネマライブ#40。

 2カ月にいちどのお楽しみ、タイタンシネマライブの日です。もう六本木は積極的に利用したいと思わなくなっているので、今回もTOHOシネマズ新宿にて楽しんできました。

 いつも通り、序盤はタイタンメンバーで展開。あくまで個人的な感想ですが、脳みそ夫はいままでに観た中でいちばんしっくり来なかった。織田信長中三女子、という割には信長ネタの掘り下げが甘かったような。他はおおむね安定の仕上がり。今回に限っては、長井秀和もそんなに場を荒らしませんでした……それはそれで若干物足りなく感じてはいますけど。

 タイタン勢で印象が強かったのは、ミヤシタガクでした。最近多い謝罪会見をネタにしてるんですが、いちいち仕掛け方が決まっている。フェイドアウトしていくところまで楽しかった。

 ゲスト陣のレベルは相変わらず高い。オジンオズボーンは前半と後半でネタが違いすぎてる感はありましたが、テンポのいい構でひとネタとして成り立たせている。タイムマシーン3号は眼鏡とデブネタで安定の面白さを演出し、THE GEESEはほとんど歌っているだけ、というスタイルなのにひたすら笑える。シネマライブでは準レギュラーのパックンマックンも、爆笑問題とは違う形での時事ネタの扱いが堂に入っている……っていうか、厚切りといいKの人といい、差し込んでくれるひとが途切れないからねえ。

 それにしても今日はやけに下ネタが多い日でした。ウエストランドが振ったのがきっかけのように、長井秀和から日本エレキテル連合まで下ネタで畳みかけた感じでした。エレキテルなんか、もはやぼんやり観ていると下ネタとすら気づかない先鋭っぷりでしたが。ブームが沈静化して、やることがいっそう挑戦的になった気がします。

 トリの爆笑問題は、さすがに時事ネタをメインに扱う芸人として熊本を中心とする震災に触れないわけには行かなかったようですが、そこからちゃんと笑いに転がしていく手腕はさすが。そこ以外は全般に、扱っている話題が前回とかぶっている印象でしたが、今回やけに尾を引いているせいでしょう、色々と。

 前回のライブ20周年で全力を費やしたせいなのか、全般にちょっと緩めにも感じられましたが、これはこれで楽しかった。次回は6月10日です。

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