明日の準備に右往左往。

 明日から松江怪喜宴が始まります。今年も参加するため、本日はずっと旅支度。

 まずは――お買い物です。現地でも間違いなく買えますが、売上がいちばんスムーズに反映されるのは紀伊國屋書店新宿本店らしいので、午前中にバイクで出かけてきました。買ったのはこちら。

ふたりのトトロ -宮崎駿と『となりのトトロ』の時代-

ふたりのトトロ -宮崎駿と『となりのトトロ』の時代-

  1. 木原浩勝『ふたりのトトロ 宮崎駿と『となりのトトロ』の時代』(講談社) [amazon]
  2. 大杉漣『現場者 300の顔をもつ男』(文春文庫/文藝春秋) [amazon]

 お目当ては1のほうです。一昨年の『もうひとつの「バルス」』に続き、著者が『となりのトトロ』制作に関わった当時の話を回想したもの。空白の期間に準備されていた幻の企画のラフなども収録されてます。ふだんは年に1、2冊怪談本を上梓する著者が、そちらをお休みにしてでも書き上げた渾身の1冊だったりする。ちなみに『もうひとつの「バルス」も文庫化されるんですが、講談社文庫の刊行スケジュールは中旬なので、まだ店頭に並んでませんでした。そちらも上映後の様々な記録などを加筆したそうなので、買わざるを得ない。

 2は完全に衝動買いです。今年急逝した大杉漣が、2001年に発表した回想録に、夫人による追記や出演作品のリストを加えて文庫化したもの。私、というより母がファンだったので、お土産代わりに購入しました。あとで私も読みますけど。

 更に少し足を伸ばし、世界堂にてグラシン紙を購入。私は買った本ぜんぶに、グラシン紙を使ってカバーをかけているのです。このところ紙の書籍を購入する数が減っていたのでだいぶ保ってましたが、さすがにストックが尽きたため、買いに行く機会を窺ってました。なにせ、今日買わないと、剥き出しのまま持ち歩かざるを得なくなるところだったのです。

 帰宅し、食事をしたあと、取り急ぎ紙を整理し、カバーを掛けていなかった本数冊に紙を装着。軽く仮眠を取ったあと、近所で簡単に散髪してもらってきて、それからいよいよ荷造りです。

 そんなに遠出する機会もなかったとはいえ、最近は年に1、2度こういうことがあるので、いい加減慣れてきた。基本、往路でかさばるのは着替えとパソコン関係だと解っているので、その場所さえ確保すればあとはどうとでもなります。

 これでひととおり準備は済んだので、あとは明日、ギリギリまで利用するものを詰めこめばいいだけ。予定通りなら、明日の今ごろは松江にいる……はずですが、先日の台風や、本日未明に発生した北海道の地震の影響が羽田空港のスケジュールを流動的にする可能性がありそうで、ちょっと不安です。とはいえ、こればっかりはどうしようもないので、とりあえず予定通りに行動します。

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