スーパーカリフラジリティックエクスピアリドーシャス!

TOHOシネマズ日本橋が入っているコレド室町地下通路の柱に掲示された案内ポスター。 プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭9を観に行く日。夏休みのはじめは1週間切替で2本続くので、1週間隔でのTOHOシネマズ日本橋訪問です。暑いのは解ってるんですが、このところ運動不足になりがちだったので、意を決して自転車にてお出かけ……こないだまでの酷暑で身体が慣れたのか、あれより少し気温が低く風が強いのが幸いしたか、思っていたほどしんどくはなかった。

 今コマの作品は、1964年作品、P・L・トラヴァースの児童小説を、実写とアニメを融合しつつミュージカル仕立てにする、という意欲的な趣向で映画化、高く評価されたメリー・ポピンズ』(ブエナ・ビスタ初公開時配給)

 初見のときはその意欲や技術に感心したものの、ストーリー的にはあんまり腑に落ちなかった作品だったんですが、その後『ウォルト・ディズニーの約束』で背景を知ったお陰で、印象がちょっと違ってきました。なるほど、ディズニーは我を通しつつも、ちゃんと原作者の気持ちは汲んで作ったのだな、というのが解る……それでもまあ、趣向が先行しすぎて全体に間延びしている感は否めないんですが。特に煙突掃除人のダンス、格好いいけど長すぎ。

 ちなみにこの作品、鑑賞した当時から、「いまの技術で撮り直したらどうなるんだろう?」と思ってたんですが――それに近いことをやるらしい。今年の年末、『Mary Poppins Returns』という作品が公開されるそーです。まだディズニーのサイトには情報が載ってないようですが、英語での予告篇は見つかるし、imdbにはしっかりと2018年12月25日日本公開、という旨が記載されてるので、遅くとも来年頭くらいには観られるはず。旧作を観たあとにこの英語版予告を観ると、街並が完全に再現されてるのに感激します。

 映画を観たあとは、自転車をえっちらおっちら漕いで、最近贔屓のラーメン屋へ。このところどーしても食べたくて仕方なかったので、日本橋からならそんなにかからずに行けそうだ、と思って向かったのですが……到着後に距離を測ったら、家から映画館までよりもちょっと遠いくらいでした。ついでに立ち寄る距離じゃねえ。しかしまあ、暑いなか移動してたっぷりと消耗したぶん、美味しくいただけましたけども。

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