かつて、どんな凶悪な作戦であっても躊躇なく実行に移すことで“冷たい血”と呼ばれたキャサリン。しかし今は、武力によるアイルランド独立を志すパメラに頭が上がらず、すっかり燻った日々を送っている。だが、調停による和平を進めていた男がパメラの爆弾で殺されたことで、パメラに対する殺意を抱いた。キャサリンはかつてその仕事ぶりを目にし、心と躰を捧げたゴルゴに数年振りに接触する……
OP・EDが変わりました。……別に良くはなってない。やっぱりゴルゴ13の世界観と合ってない。背景は新しいほうが好きですが、曲がどーも緩いなあ。どちらがマシかと問われればEDのほうがいいんですが、あくまで比較問題。タイアップではなく、ちゃんと作品の方向性を理解した曲を作らせた方がいいと思うのです。
それはさておき本篇。今回は情緒的な面と、ゴルゴの驚異的な射撃術をうまく有効に使っています。パメラ暗殺を巡る策略が安易すぎるのと、情緒に傾きすぎているために人によっては序盤ちょっと苛々しそうですが、ゴルゴならではの鮮やかな決着は見事。
最近ますます絵柄が濃くなってますが、……正直もうまったく気になりません。いいんだよこれで。
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