シャマランと崩落事故との関係を疑った室戸と早宮は、独自に探りを入れはじめる。一方つとむは、小夜香の祖父にも頼まれて、あの事件以来鬱ぎがちになっている小夜香を励ますべくデートに誘うことにした。バーディーは小夜香こそ彼女の追っている“リュンカ”の宿主であると確信するが、メギウスから自らの手で確保するように告げられ、動揺する……
どうやら佳境が近づいているようですが……やっぱり有田しおんとか放り出したままなのね。あの辺の要素がなければ素直に愉しめる流れなのに、すごーく損した気分になってます。
展開としては月並みながら、雰囲気を丁寧に盛り上げているので全体の印象はいい。最後の変化はもう少し伏線を用意してほしかったところですが、その前の甘酸っぱいひと幕があるぶん効いているのは確かです。
しかし、依然として着地点がいまいち見えてきません。ほとんどオリジナルキャラとの絡みだけで進めているのは正解だと思う一方で、原作のキャラを中途半端に絡めてしまっているのがどうも全体を歪に見せている気がします。この状態で、アニメシリーズとしてどう締めくくるのやら。
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