ちかごろは封切り当日に観るようにしていましたが、本日観るつもりだった作品はいずれも先に原作を読み終えるつもりが片づかなかったため、見逃していたものを拾うことに。
電車にて日比谷まで移動、日比谷シャンテ・シネにて午前9時というものすごい朝っぱらから鑑賞したのは、上で読書感想をアップしたばかり*1の『冷血』執筆のための取材から脱稿までを追い、著者その後の凋落を暗示する奥深い人間ドラマ『カポーティ』(Sony Pictures・配給)。アカデミー賞主演男優賞受賞のほか、多くの受賞・ノミネートに輝いただけのことはあって、『冷血』の内容をより深め、カポーティという作家の苦悩を克明に、しかし品位を保って描き出し、静かな哀しみを齎す名品でした。詳しい感想は、「ほんとにあんなお姉キャラだったんでしょうか。」からどうぞ。……リサーチの上でキャラクターを作っているはずなので、本当なんだとは思うんですが。どことなくおすぎとピーコを思い出します。
観賞後は秋葉原にて爛れた買い物をし、いちど帰宅してから近所の自動車修理屋にバイクを持っていって、タイヤとブレーキパッドの交換の依頼をしてきました。休んでいるうちにひととおり手を打つのです。
*1:読み終えたのは今週あたまぐらいでした。わざわざ同時にアップするつもりで貯めておいたのです。
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