今日は前々から雨の予報があり、バイクで出かけるのは無理か、と予測して、ついでに済ませるつもりだった買い物もbk1にて纏めて片付けた――のですが、いざ出かける時間になると、ほんの少しだけど青空も覗いている。雲行きは不穏ながら、観て帰ってくるぐらいのあいだは保つだろう、と思い切ってバイクにて出発。なにいざとなったらカッパを着てくればいいのだ!
訪れたのは、昨年の『バタフライ・エフェクト』となる東劇――って、なんか似たようなものを観てるな。作品は、『グッドナイト&グッドラック』で映画業界を沸かせたジョージ・クルーニー&スティーヴン・ソダーバーグ製作による、時空を飛び超えるドラマ『ジャケット』(松竹・配給)。予告編からはSFミステリのように捉えられたため、そういう期待をして観るといささか肩透かしだったのですが、よくよく検証していくと、ジャンルとは関係なく非常によく練られた優秀なドラマだと解ります。噛みしめれば噛みしめるほどに味わいの出る良作。ちかごろぴあの出口調査には、時間があればなるべくお付き合いするようにしているのですが、ストーリーについて辛めの点を付けてしまったのをあとで後悔しました。詳しい感想は、「でも公開はせめて冬にするべきでした。」からどうぞ。
午後からは曇り、雨も激しくなるという予報だったため戦々恐々としていたのに、劇場を出てみるとすっかんと青空が拡がっている。拍子抜けしつつ帰宅、昼食を摂ってから一眠りして、夕方起き出してみると今度は大雨。いったい何なのだ、この陽気は。まあ、電車を使うよりはバイクで移動したい質なので、私の行動時間を避けてくれたのは有り難いんですけど。
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