マックイーン△。［午前十時の映画祭(58)］

　今週は木曜日以降、いつもと異なる行動が増える予定なので、早めに押さえておこうとお出かけ。ここ数日、昼寝をするとなかなか起きられない傾向にあるので、当初は夕方観るつもりでしたが、朝一番に変更。

　移動は、なんだか久しぶりという気がする自転車です。昨日、ボロボロになっていたタイヤを変更したところ、乗り心地が一気に改善されて、日比谷までの道程はひたすらに快適でした。やっぱりメンテナンスは必要。

　日比谷にあるTOHOシネマズみゆき座にて鑑賞した、午前十時の映画祭《赤の50本》今週の作品は、スティーヴ・マックイーンが不屈の刑事に扮し、護衛の仕事をきっかけにある事件の真相に迫っていくサスペンス・アクション『ブリット』(Warner Bros.配給)。

　私にとって４度目となるマックイーン作品ですが、これがいちばん格好いい。近年の刑事物ドラマ、ハードボイルドの味わいを既に完璧に表現しきっている印象です。映画でのカーチェイスを変えた、と言われるひと幕も、今となっては地味に見えますが、よくよく観察すると著しい工夫が認められて、やっぱり唸らされる。クリント・イーストウッドの『ダーティハリー』が下敷きにしているのも感じられて、私にとっては色々な意味で興味深い１本でもありました。

　昼食はコンビニで買って自宅にて摂ったのですが、そのあと昼寝をしてみたら、案の定なかなか起きられず。夕方以降どうも調子が悪く、諸々滞って既にこんな時間です。あああ。