豊洲で夜明けを観る(映画の中で)。

 週末恒例の映画鑑賞、本日は選択の余地なく豊洲へ出かけました。純粋に観たい映画の封切り日だったから、というのもありましたが、このところ愛用している映画用ノートがあと1作分で埋まってしまうので、これを近場で唯一扱っているユナイテッド・シネマ豊洲に赴かねばならなかったのです。本当はもっと早く来るつもりだったんですが、諸々立て込んでいて遅れてしまいました。

 鑑賞したのは、低予算ホラー『アンデッド』で注目されたオーストラリアの映像作家兄弟が撮った、ヴァンパイアによって支配された近未来の世界での生存競争を描いたSFホラーデイブレイカー』(Broadmedia Studios・配給)

 設定が面白そう、というだけで決して過剰に期待していたわけではなかったのですが、これは傑作でした。創意工夫が豊かで、用いたアイディアを最後まで徹底的に活かしている。観終わった直後はドラマがいまいち、と思ったのですが、よくよく考えると人物配置にも無駄がなく奥行きがある。年末にかけて多くの作品が公開されますが、個人的には間もなく公開される『キック・アス』とともに要注目の1本だと思います。

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