実は、先週土曜日に参加してきた『恐怖体感 呪怨』先行恐怖体感イベントにて、アンケートと引換で行われるクジ引きで、夏劇場公開・直後にDVDリリースも予定されている映画新作の試写会チケットを当てていました――まあ、けっこうな数があったようで、私の観ている範囲では全員当ててたんですけど。マスコミ向けなので日中3回催されており、そのうち朝一番の回で鑑賞しました。
場所は、秋葉原駅の電気街口を出ると真正面に見える大型画面のかかっている秋葉原UDX、その4階にあるUDXシアター。前に線路を挟んで反対側にあるアキバシアターでの試写会に参加したことはありますが、こちらは初めて。……故に、ちょっと迷いました。UDXに入ってからの案内がいまいち解りにくい。UDXに到着したのがギリギリだったせいもあって、慌てるあまり、感想に添えるためのポスター写真を撮るのも忘れてしまってました。
改めて作品紹介。清水崇監督がオリジナルビデオとして『呪怨』第1作を発表してから10年を数えることを記念して、清水監督監修のもと、“『呪怨』らしさ”を追求して作りあげた新作2本立て『呪怨 白い老女/呪怨 黒い少女』(東映ビデオ・配給)。
原点回帰を謳うだけあって、どちらもけっこう腰の入ったホラーに仕上がってます。こと『白い老女』は映像の雰囲気までビデオ版に近く、冒頭のシークエンスなんか久々に本気でゾワッと来ました。ただ、どちらも怪奇現象の根っこが曖昧で、かつ本筋とうまくリンクしていないエピソードがあって、話としての収まりが悪いのが残念。それでも、久々に本気で“怖さ”を味わえる、良質のホラー映画に仕上がってるのは確かです。劇場公開は6月27日、DVDもほとんど間を置かずリリースされるそうなので、お楽しみに。
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