一日の出来事をごくごく大まかに。
まず昨晩。風邪もほぼ治まってきたのでそろそろ作業中心に生活を戻さねば、と思いつつ、その際心残りとなりそうだったので、ひたすら『摩天楼の怪人』を読み耽る。夕方の時点でまだ五分の三は残っていたはずなのに、あれだこれだを片付けつつ就寝までにはちゃんと読み終えたので、読みやすく引きこまれる面白さがあるのは間違いない。……言うても、午前三時半ぐらいまでかかったけど。
さすがにちょっと無理をし過ぎたせいか、目醒めてみると若干風邪がぶり返した気配。先週の今頃の数分の一程度のしんどさなので、感想書きなどがあるためすぐには作業にかかれないものの、とりあえず平常通りに行動してました。書籍類は買いませんでしたが、薄型のCDケースにDVD-Rの安いスピンドル、それに先日から携帯電話で音楽を聴くときに利用していたヘッドフォンがおかしくなってしまったので、同じ会社の後継機を購入。デザインはほぼ同じなのですがカバーが換装可能で、素材が柔らかく、そして音が飛躍的に良くなっている。こんなところもちゃんと進歩してるんだなあ。
夕方から、久し振りに平日の映画鑑賞へ。風邪で自重しているあいだに観たいものが終わってしまったり終わりが近づいていたり、逆に多数公開されていたりで訳が解らなくなっており、何を観に行くかギリギリまで悩んだ挙句、バイクにて銀座方面へ。
劇場は、久々の丸の内TOEI。どのくらい久し振りだろう、とあとで調べてみたら、最後に観たのは『マッハ!!!!!!!!』でした……どうも“丸の内シャンゼリゼ”から改称してから初めての訪問だったらしい。すまんのう。
作品は、『ワイルド・スピード』『トリプルX』のヴィン・ディーゼルが初めてコメディに挑んだ話題作『キャプテン・ウルフ』(ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)・配給)。ガレッジセールのゴリがヴィン・ディーゼルの役に声を当てた日本語吹替版も上映されていますが、私は意図的に字幕版を選びました。別にゴリは嫌いじゃありませんが、どうせヴィン・ディーゼル出演の映画を観るなら、彼のセクシーな声も一緒に楽しみたかったので。ヴィン・ディーゼルという役者はもともとただの肉体派ではなく、知性も演技力も備わっており、その個性が存分に活かされた作品でした。家族向けとしての配慮に加えお話としての計算も行き届いていて、突出した良さはありませんが非常に安定した良作。こーいうお約束を踏まえた作品も好きなのです。詳しい感想は後日、このへんに。
帰宅して食事を摂ったあと、まだ頭痛と鼻水の症状が残っていたので、昨日の朝を最後に止めていた薬を一回だけ飲もうかと思ったのですが――家にあった風邪薬は飲み尽くしたあとでした。とりあえず頭痛の症状だけでも抑えようと鎮痛剤を飲んだら、妙なことに鼻水も治まってきたのは、単に治りかけていただけだと思う。
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