梅雨前に走行距離を稼いでおく。

 きのうけっこうな距離を走ってきたばかりですが、一夜明けたばかりの今日もバイクにてお出かけ。行き先は西新井……自転車でもそんなに移動時間はかからない、とは言い条、あいだにアップダウンがあるため、けっこう体力は費やします。1ヶ月点検までにある程度は距離を稼いでおきたいですし、今日はあえてバイクにて移動。バイクで素速く移動できるなら、と上映開始時刻の早いものをチョイスするのにも躊躇いがありませんでした。

 そんなわけで訪れたTOHOシネマズ西新井にて鑑賞した本日の1本は、『夜は短し歩けよ乙女』も好評を博した湯浅政明監督初のオリジナル作品、人魚伝説の残る漁村で巻き起こる騒動をファンタジックに描きだした夜明け告げるルーのうた』(東宝映像事業部配給)。『夜は〜』がけっこう好みだったのでこっちも観ておきたかったのです。

 心なしか『崖の上のポニョ』っぽい印象も強いのですが、背景も含めてすべてを“アニメーション”として膨らましていくスタイルが生み出す映像感覚がやっぱり特徴的。見せたい趣向や場面が先行しすぎて説明が足りない、と感じる部分も多々あるんですが、それでも本篇独特の人魚の“特殊能力”を活かした見せ場の数々は魅力がある。でも全体としては『夜は〜』よりちょっと落ちるかな、という印象でした。嫌いではないけど。

 鑑賞後は当然のように行きつけの蕎麦屋へ。西新井の劇場からは近い、とは言い条、自転車だとまあまあの距離があったので、最近は訪問するときもけっこう気合いが要ったのです。しかしやっぱりバイクなら本当に近い。駐車場に余剰のスペースがあって、バイクなら確実に駐められるのも嬉しい。堪能して、いい気分で帰宅。

 今後も、片道10km前後の移動なら自転車をメインにするつもりではいますが、それだと時間も体力も費やさざるを得なくなる。とりわけ西新井から行きつけの蕎麦屋までのルートは、寄り道にしてもちょっと遠すぎるので、これからは基本的にバイクを利用することになりそうです。駐輪場所を探しまわらなくて済むのも有り難い。

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