5月23日に、2021年5月リリースの『心霊曼邪羅28』を鑑賞。大学のサークルで訪れた心霊スポットと呼ばれる歩道橋で遭遇した恐怖《誘い呪罠》、イベントを終えて駐車場を出ようとした車に起きた不可解な出来事《不審者》、フリマで購入したデジカメで撮影された異様な映像を巡る《呪念連鎖》前後編など、全7篇を収録。
ドキュメンタリーパートで露出する女性スタッフの一人が入れ替わった。一部の取材パートでは、元々のディレクターに代わり、別のスタッフがカメラを回していることも窺える……けど、それ以上の違いはない。レベルアップはしていない――というか、まだ多少はまとまりのあった前巻よりも悪くなっているかも知れない。
……しかし今回の巻、なにが引っかかったかって、ドキュメンタリーパートで、取材を担当している女性スタッフが、関係者のインタビューのとき、相手が話しているときにパフェを口に運んだことです。いや、たとえば普通にカメラなし、話を聞くだけの取材だったらまだギリギリいいんですが、話している様子をスタッフ共々撮影しているときに、しかも相手は投稿者でも、投稿者の直接の知人でもなく、突然接触したのに取材を受け入れてくれた人物です。さすがに、さすがにちょっと無礼だし、何より、その様子まで含めて撮影されて、公開されてしまう、という意識が乏しすぎる。他のシリーズではときどき見かける、取材の合間にスタッフ同士で食事を摂りながら打ち合わせをしている、という場面なら、時間も限られているので、相手が話しているときにスプーンを動かしてても別にいいと思いますが、これは状況が違いすぎる。
そもそもこのインタビューの直前、待ち伏せみたいなことをしているくせに、いざ関係のありそうな人物を発見したら急に接触に慎重になって、わざわざ不在のディレクターに電話で確認する、という過程を見せているのも謎。関係者を発見したらどうするか、まで決めてから待ち伏せするか、さもなくば待ち伏せしているあいだに対応をまとめておきませんか? なんだか、リアリティっぽいものを表現したくてこんなくだりを入れた結果、却って思慮の乏しさをまたぞろ露呈しただけになっている気がします。
個別の怪奇映像も、不自然さの強いものばかりで、取り立てて褒められるものはなし。合成でも構わないけど、ここに映りこんでたらこんな感じにはなるかなー、程度のリアリティは欲しい。
パフェを注文するのは取材のあとにしようね。[レンタルDVD鑑賞日記その947]
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