夜にお出かけの予定がありますが、それはそれとしてひとまずいつもの映画鑑賞へ。行き先が豊洲なのでバイクのほうが助かるのですが、しかし天気予報は軒並み昼から雨になると謳っているし、帰り際に秋葉原に立ち寄ることも考えて電車にて移動。
本日の作品は、半年以上前に情報を知って以来待ち焦がれていた1本。『運命じゃない人』の練りに練ったシナリオがカンヌでも賞賛された内田けんじ監督最新作、同級生と偽の同級生が入り乱れて繰り広げられる伏線尽くしのエンタテインメント『アフタースクール』(KLOCKWORX・配給)。試写会が始まったあたりから急速に評判を高めていたのでまあ期待外れということはあるまい、と思っていましたが、ほんとーに優秀な仕上がり。私の期待からするともーちょっと込み入った背景があっても良かったように思いますし、あまりに「ダマされますよ」と訴えるもので身構えた結果けっこう見抜けた仕掛けがあったのが残念ですが、これはあまりに上出来であったがゆえの高望みです。久々に、観終わってすぐに「もう一回観たい!」と感じた、掛け値無しの傑作です。
鑑賞後、地下鉄で秋葉原まで赴いて、予約商品を引き取り昼食を摂って帰宅。……その間、雨は一滴も降りませんでした。ちくしょーこれなら意地でバイクで出かけてても良かったじゃーねーかー。
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