盗賊ティナと王女リタの逃走が始まった。とことん世間知らずのリタ、そんな彼女を見下すことを許さない人工知能装備の戦車ボルジュラックのずれた言動に翻弄されながら、本格的な旅立ちの準備を始める。ろくに買い物の仕方も知らないリタと共に市場を訪れ、必要なものを揃えていたところ、そんな彼女に地元の荒くれ者が目をつけた……
相変わらず“峰打ちショット”が意味不明ですし、話の流れ自体はごくごく単純なのですが、しかし思ったより観ていて楽しかった。お約束とはいえちゃんと見せ場は設けていますし、後半のやり取りはなかなか緊迫していて面白い。リタがOPやイメージ・ショットで用いられている服装に切り替えるための意識的な変遷も筋が通っている。
第1話を観たときはかなり色々と不安があったのですが、作画のレベルもほとんど下がっておらず、今のところ意外なくらいに堅調。このクオリティが維持できるなら、何だかんだ言いながら最後まで観てしまうかも知れず。
ただ……OPの音楽が本編とあんまり合ってないのはどうにかならんだろうか。OPの音楽は王道、ゴシック調のファンタジーには似つかわしいですが、微妙にウエスタンの要素が入り交じった本編にはいまいち染まないような。
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