三週連続シャンテ・シネ→第六回アニソン限定カラオケ

 十二時からの予定に合わせて鑑賞できる作品を探したら、結局三週連続で日比谷シャンテ・シネを訪れることになりました。遠のくときは何ヶ月も遠のくのに。出るときはいまいちな陽気だったので、行き慣れた日比谷ですが電車にて移動。

 鑑賞したのは、『耳に残るは君の歌声』のサリー・ポッター監督最新作、夫との冷え切った関係に倦む女と、分裂症的な情勢を呈する祖国を捨ててイギリスに渡った男との恋を美しいテキストで綴る愛をつづる(うた)』(GAGA communications・配給)。かなり癖のある作品でしたが、さりげなく韻を踏む台詞や常道を逸した展開に掃除婦を観客と登場人物とのあいだに挟み込む手法など、意欲的な表現が光る美しい傑作であることは確か。でも人によっては「ナニコレ」で終わりかねないので無闇に薦めづらいのも本当だったり。詳しい感想は後日、このへんに

 観賞後、すぐさま電車に乗って御徒町へ。今年五月以来およそ半年ぶりくらいになる、アニソン限定カラオケなのです。総勢十二名、新規メンバーはわずかひとりという相変わらずの偏った構成にて、十二時から十九時まで延々、百曲以上を熱唱しました。

 長澤奈央に拘るあの人がいなかったのがちと淋しいところですが、毎度ながらネタは尽きず、毎度ながら日下三蔵さんのストックは凄かった。カラオケ自体が久々だった私はかつてのようにあっさりと高音を出せずに途中辛かったのですが、歌い続けるにつれて正しい声の出し方を思い出し、次第に状態がよくなっていきました。うし今度こそもっと巧く歌えるぞ、とまた高音の曲に挑戦しようかと思った頃には既にタイムリミットでした。がく。しかしこの夏、熱心に鑑賞していた『苺ましまろ』と『ぱにぽにだっしゅ!』のOP・EDはすべて歌いきった*1ので、とりあえず納得。手許にフルコーラスの音源が一個もない『クラス・メイト』がちゃんと歌えたのに自分で驚いた。

 十八時頃、携帯電話に母から連絡があり、本日の用事が何時間かかるか話していなかったため夕飯にすき焼きを用意していることが判明。他の方が揃って喫茶店かファミレスに雪崩れ込もうとしているなか、お先に失礼して自宅で鍋をつつくのでした。

 心ゆくまで歌いまくった疲れか、食後から急激に眠気に襲われています。もーすぐにも潰れてしまいそうなので映画感想は後日廻しにさせてください……ふう。

*1:ぱにぽにだっしゅ!』のほうは七月・八月期の二曲のみ。未発売の『ムーンライト☆ラブ』は無論、『ルーレット☆ルーレット』も未登録だったために歌うことは出来ませんでした。残念。

コメント

  1. あん より:

    本当に大人の恋でしたね。Tb付けさせて頂きました。遊びに着てね。

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