きょうも映画鑑賞です。先週まで抑圧しすぎて、未だフラストレーションが解消されきってないのです。
本日の行き先はTOHOシネマズ上野。今週あたまくらいの天気予報では、きょうは天候不順という予想だったので、最悪徒歩でも行けるここがちょうど良かったのです。だから、優先度はきょうの作品のほうが高かったんですが、日比谷界隈に行くなら晴れてる日のほうがいい、と『ビバリウム』を先に押さえたわけ。
鑑賞したのは、プリキュア劇場版最新作、東京にやって来た4人が『Yes!プリキュア5GoGo!』の面々と共に戦う『ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』(東映配給)。
基本、子供向けのスタンスを保持しつつも、毎回新しい趣向を凝らしてくる実験性が好きで、飽きもせず追ってますが、今回もその冒険心は健在。近年浸透したVR・ARをファンタジー的に昇華した《ゆめアール》というモチーフを軸に、想像するよりもしっかりしたドラマを構築してます。
テレビシリーズをもとにした劇場版は、オールスターズよりもドラマ性が豊かな傾向がありますが、今回はいつも以上にテレビシリーズを巧く受け止めてる。特にのどかが病弱だった頃の思い出を巧く本篇の物語と対比させていて、終盤はなかなか胸に来ます。
ちょっと残念なのは、この前の『HUGっと!プリキュア』と『ふたりはプリキュア MaxHeart』に続く初期シリーズとのコラボなのに、せっかくの『Yes!プリキュア5GoGo!』の面々がまたぞろ召喚獣みたいな使われ方をしてしまってること。せめてプリキュアになる前から、『ヒーリングっど プリキュア』の面々との接点を用意して欲しかったよ。金曜日から、専用アプリを用いた副音声上映で、画面上では描かれない6人の行動をフォローしてくれるみたいですけど……ってことはもういっかい観ねばなるまいか。今回もいい出来でしたから、また観ることに不満はないんですけど。
例年、春先のプリキュア映画はオールスターズ系を上映、旧作からスタートしたばかりの新シリーズに橋渡しをするスタイルが確立されてましたが、コロナ禍により『ヒーリングっど~』の上映がズレ込んだため、新シリーズ『トロピカル~ジュ!プリキュア』はおまけ短篇でお目見え。ダンスシーンを除いた3分で話を作れ、という無茶な指定をそのまんまネタにしたみたいな荒々しい作りでしたが、でも勢いはあってけっこう面白かった。この短さにちゃんとキャラクター性は織り込んでるのが手慣れてます。
鑑賞後は久々にラーメン店を開拓してみた。かなりの有名店ゆえ、並ぶのはなるべく避けたい私はちょっと引け腰だったんですが、映画の終了時間が昼食時より早めだったので挑んでみました。絶好の時間だったらしく、すぐに着席できましたが、着丼を待ってるあいだにも列が伸びていた……噂通り美味しい店でしたけど、うまいタイミングを見つけないと、再訪は難しいかなあ。
ラーメン店についてはまた後日、詳しい記事をアップします……他にネタがない日に。
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