今年初の映画館詣では、昨年のラストを飾ったユナイテッド・シネマ豊洲です……近場でも観られるんですが、正月休みということもあってか、どこもスタートが早くて。一番適当なのが、距離的に近いとは言えない豊洲だったのです。移動距離含めてもここがいちばん時間がいいって、みんなどんだけ早起き想定なのだ。
平日は築地や豊洲市場に向かう車が詰まりがちなのですが、きょうは至ってスムーズ。まだすべてが平常運転にはなってないらしい。いつもこのくらいなら有り難いけど。
2022年最初の1本に選んだのは、テレビシリーズから続く『ARIA』《蒼のカーテンコール》最終章、姫屋の師弟のドラマを中心に据えた『ARIA the BENEDIZIONE』(松竹ODS事業室配給)。大晦日に宣言したとおり再鑑賞してきたぜ。
プレーンな状態で再鑑賞してもいいのですが、昨年の『ヒーリングっど プリキュア』同様、本篇も《HELLO! MOVIE》というアプリを用いたコメンタリー付上映を実施している。副音声を聴きながらでも、本筋はある程度楽しめるので、せっかくなので利用してみました。
コメンタリーはスタッフ版と斎藤千和・皆川純子・中原麻衣の姫屋キャスト3人組版の2種が配信されている。ここは後者をセレクト。技術的なことより、キャストのキャラや作品世界に対する愛着、思い出の話の方に興味があったので。如何せん、本篇の音声を完全に遮断は出来ないので、本篇のヴォリュームが大きくなるところでは聴き取りにくいのが難。ふだんは生活音が聴こえなくなるのが厭でノイズキャンセル機能がついたヘッドフォンは買わないたちなんですが、こういう用途でなら必要かも知れない。
コメンタリーの内容をざっくりまとめると「晃さんイケメン」……認めるにやぶさかではない。逆にイケメンの男性が言ってもキザになったり危なくなる台詞も、晃さんが言うと受け入れやすい。そして、互いに“凡人”を自認する藍華との信頼関係や絆が観ていて羨ましい。キャストでもいちばんの泣き虫らしい晃役・皆川純子は本篇収録の際にしっかりと役に入り込めたお陰で泣かずに済んだのを舞台挨拶では誇っていましたが、コメンタリーでは終盤、感極まって涙声になってました……正直、これが聴きたかったのだ。
現在の入場者プレゼントは、名場面をあしらったフィルム様のシール。私が貰ったのは、藍華と晃の絆が生まれた重要なくだりでした。
ユナイテッド・シネマ豊洲、スクリーン12入口脇に掲示された『ARIA the BENEDIZIONE』ポスター。
鑑賞後は、ブレることなく同じ階にあるど・みそ ららぽーと豊洲店へ。しかし前回の訪問からきっちり一週間しか経っていないのに、いつもと同じメニューもどうなんだ、と思い、久々に違うメニューを頼んでみました……あとでネタにも出来るし。
来場が9時40分頃、映画本篇が予告含めても1時間10分くらいですから、食事を済ませてもまだ12時前。まだ街も完全に活動を再開してないので道も空いており、想定よりだいぶ早く帰宅できました。
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