英雄の名を継ぐのは誰か?

 諸々の進捗が思わしくない現状ですが、観たい映画は次々と封切られているので、1本でも消化するべく映画館へ。
 今日の行き先はTOHOシネマズ上野。鑑賞したのは、人気ドラマシリーズに端を発する劇場版第3作、お馴染みの詐欺師トリオがそれぞれの進退を賭けて対決するコンフィデンスマンJP 英雄編』(東宝配給)
 ドラマ版も観ておいたほうがいいかな、と思いながらも失念したまんま劇場版第3作まで来てしまった……第1作が問題なく楽しめましたし、この第3作でも、予備知識として確認しておいたほうがいいのは劇場版第2作くらい(これは観ておかないと、ある人物の設定が掴めないと思う)、たぶんそのくらいで充分楽しめるはず。
 いまどき珍しいくらいに、劇場版ならでは、の贅沢をふんだんに盛り込んでいて、シチュエーションだけでも楽しい。毎度ながら仕掛けが込み入りすぎて、さすがに劇中の手間や予算がかかりすぎやろ、とは思うのですが、そこを敢えて無視しているからこその面白さがある。すれっからしだと、ある程度成り行きは読めますが、それを上回るテンポで繰り返す逆転がまあ心地好いったら。フィクションならでは、の過剰さが受け入れられないと下らないだけに映るでしょうが、これも立派なエンタテインメントです。

 鑑賞後は、またぞろラーメン店の新規開拓……はせず、中華そば青葉で無難に済ませる。このところやや身体が疲れているので、こってり感がありながらも余韻のスッキリした青葉のラーメンがいちばん理想だったのです。出かけるときまでは、久々につけ麺でも食べようかなーくらいに思ってたんですが。

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