世界でいちばん有名な女性の軌跡。

 今週は土曜日に墓参りがあるので、木曜も外し、この金曜日に映画館に行くことにしました。
 行き先はTOHOシネマズシャンテ。快晴、とは行かないまでも、出かけているあいだは雨の心配はなさそうなので、久々にバイクにて移動です……同じことを考えてたひとが多いのか、いちばんリーズナブルな駐車場に、バイクだけ“満”の表示が出ているのを見た瞬間に焦りましたが、試しに入ってみると2カ所空いてて、無事に駐められました。
 作品は、在位70年を記念したドキュメンタリー、豊富な映像資料から、その歴史や素顔を垣間見るエリザベス 女王陛下の微笑み』(STAR CHANNEL MOVIES配給)
 ……正直に言えば、出来としては期待外れでした。確かにその人柄や、辿ってきた人生の全体像は伝わってくるんですが、テーマごとに章分けした構成が災いして、散漫としてしまっている。映像そのものが貴重で、それぞれに興味深くはあるんですが、よっぽど女王に心酔している人でもない限り、途中でだいぶ退屈してくると思う。思ったよりプライヴェートに迫った映像がなかったのもちょっと残念。
 女王をテーマにした様々な楽曲を引用してテンポもいい。なにせイギリス女王ですから、かなり古い映像でもカラーになっており、視覚的にも鮮やか。映画としての魅力はあるのですが、女王本人の魅力ほどには惹きつけられない、という印象。
 ただ、映像やその登場人物、出来事は興味深いのです。ポール・マッカートニーは聞いてましたが、ジャッキー・チェンが現れたときには声が出そうになりました。しかも喋ってないし! 笑ってるだけだし!!

 鑑賞後はまたぞろラーメン店……のつもりでしたが、今日は気分にしっくり来る店が決められず、悩んでいるうちに、久々につるとんたんの明太あんかけ玉子とじうどんが食べたくなってきた。
 というわけで、東急プラザ10階へ。やや早めの時間なので、ちょこっと並ぶだけで入店出来ました。

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