またローマがひどいことに。

 なかなかにしんどいスケジュールを組んでしまいました。観に行く映画の上映は、8時40分スタート……通常であれば、間に合う時間までに家を出る自信かないので、回避する時間割です。しかし今日は、どうしてもこれが観たかったのに加え、午後の予定は今日行く予定の劇場を経由することを前提に組んでおり、映画そのものの上映が早いのは助かるのです。そのぶん朝が早いのは、今回は飲む。
 天気予報では、東京は概ね曇りになっていましたが、だいぶ雲行きが怪しく、いつ降ってもおかしくない。で、用心して出かけるとたいてい降られないのが私なんですが、逆を張って降られるのも業腹なので、大人しく電車を使います。
 訪れたのはTOHOシネマズ新宿。鑑賞したのは、トム・クルーズ主演&製作の大ヒット・スパイ・アクション最新作、世界の正義を塗り替えるシステムを巡り、複数の組織が入り乱れて争奪戦を繰り広げるミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(字幕・IMAX with Laser)』(東和ピクチャーズ配給)
 このシリーズ、最初3作は作家性とシリーズとしてのアイデンティティの両立を模索している感がありましたが、第5作でクリストファー・マックァリーという逸材と結びついて、完成した感があります。マックァリー監督となって3作目にして、とんでもない水準に達してしまった。
 実は本篇、プロローグの作りは定石を破っている。しかしそれが出来るのも、スパイ・アクションとしての世界観に対する自信、そして最大の見せ場である、極上のスタントを最高のタイミングに取っておいても観客はついてくる、と確信したのでしょう、たぶんシリーズをずっと追っているものほど戸惑いますが、しかしぼんやりとしてる暇はない。もうここから息をつく暇もない駆け引きとアクションの連続になる。
 ただ、そこにすかしやユーモアもふんだんに鏤めているので、ちゃんと緩急がついているのも巧い。ローマを舞台にした(またかよ)逃走劇で車を乗り換えるときの展開は、スリリングだけどちょっと笑えます。
 瀬戸際まで裏切り、翻心が繰り返され先が読めず、スパイ映画としても極めて高度。しかも、タイトルから解るとおりに、今回で決着はしてないのに、ちゃんと1本の作品としてのカタルシスまで用意されてる。先行して公開された各国での異様な評価の高さも納得の、極上のエンタテインメント。最高でした。
 ……しかし、このクオリティにも拘わらず、ハリウッドでのストの影響でキャンペーンは停止、あまつさえ、来年に予定される続篇の撮影も中断しているのが辛いところ。脚本家協会・俳優協会が揃って戦っている内容を聞くと、本篇の内容とも重なってしまって、そりゃ無視は出来ないだろうなー、とは思う。どうか無事に決着して、なるべく予定に近い時期に続篇が公開されますように。

 今日は映画鑑賞のあとがなかなか大変でした。
 私は慢性腎不全につき、COVID-19ワクチン接種の順番も早めに巡ってきている。だいぶ前に第6回の接種券が届いていたのですが、ここに来て接種会場も可能な時間帯も私の生活ペースにいまいち当て嵌めにくいところばかりになってしまい、実施するタイミングを計りかねていました。
 が、今日は母が夕方から用事があって出かけるため、自宅での透析は行わない。夕方以降のスケジュールがちょっと緩めなので、恐らくは『M:I7』を観に来るであろう今日に狙いを定めて、都庁の接種会場でお昼過ぎに予約を取っていました……上映時間次第では接種のためだけに脚を運ぶことになりかねませんでしたが、やたらと早起きを強制される代償に、昼食を摂る時間も設けられるくらいの余裕があって助かった。
 昼食は、以前に立ち寄ったところ、運悪く休業していた麺屋翔 みそ処に再挑戦してみることに。都庁のある西口方面にあって、若干の遠回りで立ち寄れる、ということで選んだのですが、店が開いているかも調べてない、まして混雑しているとだいぶ面倒なことになる。博打の気分で歩いていくと、幸い店の外に並んでいるのは3人だけ、しかもそのかたがたも、3席ぶん空くのを待っているだけのようで、中は既に2席空いているため、そんなに時間はかかりそうもない。提供時間の兼ね合いで、待ち人数の割にはちょっと時間がかかりましたが、それでも10分足らずで入店、無事に食べられました。ここのレポートはまた後日。
 食事を済ませると、そのまま都庁へ。なにせ何年かおきにしか来てないので、例によって、どこから入ったらいいのか悩んだものの、無事に到着。予約時間よりもだいぶ早いですが、あっさりと受け付けてくれました。2階の受付で書類を確認されると、エレベーターで45階へ。ここでふたたび書類のチェックと予診を受けて、接種……なにせここまで来るのにず~っと歩いていたせいか、出血が止まらなくてちょっと手間取ったものの、無事に終了。15分の待機を経て退出、ふたたび電車を使ってまっすぐ帰宅。
 早めに受け付けてくれたので、思っていたよりだいぶ早く帰宅できました……が、さすがに移動の長さと、いつもと違う行動の多さに疲れて、いつもと同じくらいの仮眠を取るはずが、思ったより長く寝てしまった。通常の作業に用いるデスクトップはもうだいぶ息切れしていて、様々なプログラムの起動にも手間取ってしまうので、移動中にそこそこ書き上げていたこの項の仕上げも、予定より遅れてしまったのでした。

TOHOシネマズ新宿の入っている新宿東宝ビル外壁にあしらわれた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』キーヴィジュアルと、それを見下ろすゴジラヘッド。
TOHOシネマズ新宿の入っている新宿東宝ビル外壁にあしらわれた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』キーヴィジュアルと、それを見下ろすゴジラヘッド。

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