プログラム切替直後の月曜日は午前十時の映画祭15を観に行く日……なんて言ってたのはいつだったか。作業や他の予定との兼ね合いなんかで、近頃は「行けるとき、なるべく早く行く」というスタンスになってます。結果、今回は久々に切替直後の月曜日となった次第。今週も予定が多いので、ごの映画祭の作品を挟む余裕が今日明日くらいしかなかった、というのもある。
劇場はいつものTOHOシネマズ日本橋……現状、来年度は“いつもの”ではなくなってしまう可能性大なのですが、まだ諦めてないし、今年度はなるべくここで観ます。錦糸町も使いたいけど、なるべくこっちを選ぶ。
鑑賞した今コマの作品は、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のファンタジー、両手がハサミの純粋な人造人間が巻き起こす騒動をコミカルに繊細に描いた『シザーハンズ』(20世紀フォックス初公開時配給)。
劇場で観るのは3回目か4回目だと思いますが、なんでか毎回、序盤の展開を忘れてて、「こんなんだっけ?」とちょっと新鮮な気分を味わってます。印象に残ってるのはウォーターベッドのくだりくらいから。
でも、やっぱりティム・パートンらしい奇妙さと露悪的なところ、そして根底に流れる優しさははっきりと感じられる。異様なギミックに滲む美意識、突飛ではあるけれどファンタジーとして優れた着地点がいつまでも忘れがたい。あのラストシーンのために繰り返し鑑賞したくなる、紛れもない名作です。
鑑賞後はいつもの日本橋ふくしま館、ではなく、久しぶりにコレド室町すぐ近くの神田らぁめん悠へ。このところず~っとラーメンイベントにかまけていて、ときどき利用しているお店から足が遠のいていたので、立ち寄りたくなったのです。
前は普通のらぁめんに海苔や味玉のトッピングで済ませてましたが、最近はもう各種トッピング付の特選らぁめん一択です。たまにはざるらぁめんにしようかな、とも思うのですが、ここのらぁめん、選べる2種の麺から平打ち麺、という組み合わせが、私にはものすごくしっくり来る。
12月中、何度映画鑑賞に行けるか解りませんが、基本的には観たい作品を選びつつも、複数上映館がある場合は、「どの劇場の近くにあるラーメン店に行きたいか」で決定しそうな気がします。



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