既に日付をまたいでから書いてますが、12日は2ヶ月にいちどのお楽しみ、タイタンシネマライブの開催日でした……まさかの、赤えんぴつライブから連日のイベントですが、こういう被りは私にもどうしようもない。むしろ、赤えんぴつのライブが今日でなくて助かりました……。
いつも透析をしている時間帯に、2日連続で予定が入ってしまったため、本日は午前中に透析を実施。1日空けてますが、食事量が少なかったからか、昨日が意外とヘヴィだったからか、体重の増えが想定より少なく、ドライウェイトギリギリまで詰めることが出来そうです……このくだりはその透析中に先んじて書いているので、まだ引き切れてないんですけど。
……という下書きを用意しておいたあとで、やらかしました。
仮眠で盛大に寝過ごしました。
携帯電話のアラームで、最初は余裕のある時間に目醒めたのです。何なら、アラームが鳴った瞬間には覚醒していて、すぐに止められたのです。
そこで安心してしまったのが失敗でした。
まだちょっと余裕があるな-、と思って、もうちょっとだけのつもりで横になって、次の瞬間には、1時間経っていました。
……疲れてるな、とは思ってたけど、あんなに一瞬で寝落ちするとは予想外でした。ふだん、寝付きはあまり良くないのに、なんでこんなときに限って眠気に瞬殺されてしまうか。
もう到底、上映開始には間に合わない時間でしたが、とにかく身支度をして出発。目的地のTOHOシネマズシャンテに着いたときには、本篇開始から10分過ぎていました。自業自得だし、取りやめるには半端な時刻なので、そのまんま鑑賞。
ちょっと出遅れて観始めたのは、北米でスマッシュヒットとなった話題作、一夜にしてクラスのひとりを除く17人が謎の失踪を遂げたことから始まる、異様な出来事の連続を描く考察ホラー『WEAPON/ウェポンズ』(Warner Bros.配給)。
私が観始めたときは、クラスの教師が魔女の汚名を被せられ苦しんでいるところでしたが、予備知識として失踪の件を聞いていたので、思ってたより問題なく楽しめました――――いずれ、ちゃんと冒頭から観ますけど。
そして、序盤観ていないことがあまり問題にならないほど面白い。若い女性教師や、子供が失踪した父親、更には女性の友人である警官と、視点を移して近接した時間帯を描いていく。前の視点で描かれた出来事が何故起きたのか、次々紐解かれつつも、更なる怪事が巻き起こり、惹き付けられてやみません。
いちおう、結末としてはある意味明白なのですが、一方で随所に残る不可解な描写、モチーフが観るものの想像を掻き立て、考えさせてしまう。たぶん、2度目のほうが観ていて面白いかも知れません。
あえて古典的なジャンプスケアも採り入れつつ、じりじりと迫ってくるような空気感の表現に、複数の視点があればこそ活きるカメラワークを重ね、クラシックな面白さに現代的な趣向を併せ持った秀作に仕上がってます。今年は本当に新作映画が観られてないんですが、個人的には上位に食い込むくらい好きな1本だと思う……断言するために、頭からちゃんと観なければ。
ちなみに、Warner Bros.は年内をもって日本での配給部門を閉鎖するため、この『WEAPON/ウェポンズ』が日本では最後の配給作品となります。日本での配給終了、という発表があった時点では、来年以降のワーナー作品の配給は東和ピクチャーズに委託される、という話でした――が、そのあとになって、ワーナー自体の売却の話が浮上し、現時点ではNetflixで成立したので、また事情が変わるかも知れません。Netflixはワーナー作品の劇場上映を継続する意向を示している一方で、これまでの行いが祟って抗議運動も起こってるそうで、着地点はまだ見えませんけれど。早く決着してくれ。ノーランの『オデュッセイア』はどーなるんだ。
続いてはこの日のメインイベント、タイタンシネマライブです。例によって、項目を分けて記します。



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