『SAW2』監督・脚本:ダーレン・リン・バウズマン/主演:ドニー・ウォルバーグ/配給:Asmik Ace

 何週前からこの日を楽しみにしていたことか。依然痛みの残る喉を配慮して、行きがけにのど飴や暖かいお茶を買い込んだりしつつ電車にて出発、すぐさま目的地である六本木へ

 ――は行かず、上映より二時間近く早い時間に、中継点である有楽町で下車。来週公開となる映画の初日舞台挨拶のチケットを確保するため、販売開始の一時間前を目処に有楽町入りを目指したのです。販売開始からお目当ての映画上映開始まで四十分程度あるので、早めに並んでおけばチケットを確保してから移動しても充分間に合う、と踏んでのことです。既に列は出来ていましたが、販売開始から十分程度で買えました。……但し、ちょっとした勘違いがあったため、来週土曜日の予定が狂ってしまいましたが、まあたまにはいいだろう。

 そして今度こそ六本木へ。東京国際映画祭の日程は明日までですが、本日から通常の作品の上映が再開されたため、先日のような“殺るか殺られるか”の空気*1は薄まり、ちょっと落ち着いた感じ。パンフレットと飲物とを手早く確保して、上階にある上映スクリーンへ。

 本日の作品は、ここの日記を昔から御覧の方なら察しがついていたかと思いますが、昨年同じ時期に公開されて私含む映画好きを熱狂させた近年最大のスリラーの収穫『SAW』の正統的続編SAW2』(Asmik Ace・配給)。本家のふたりが製作総指揮と脚本とで参加していると知って最初より不安は薄まったとはいうものの、やはり心配を残しての鑑賞でしたが――杞憂でした。前作の精神を見事に継承し、決して劣らないレベルの衝撃を齎してくれます。細かく文句をつけたいところがあるのも同様ながら、全体ではもう大満足の出来であるのも同じ。前作のとき、私に騙されて観に行った方も少なくないようですが、是非もう一回騙されてください。これはいい。詳しい感想は、「主役格のドニー・ウォルバーグは、『ドリームキャッチャー』のダディッツを演じた人です。」からどうぞ。他には『シックス・センス』の冒頭に登場する男なんかが印象深い。弟のマークはいつ見ても同じなのに、兄のほうは毎回雰囲気が違いすぎて戸惑います。知識があってもしばらく顔が一致しません。

 観賞後は、現地の行きつけの店にて食事――のつもりが、またしてもまたしても休み。最近、開いているところに遭遇した覚えが皆無なんですが、もしかして長期休業でもしてるのか? 仕方なく食事を摂らないまま駅に向かい、地下鉄経由で秋葉原に赴く。某店のWポイントデーにかこつけてCDを一枚予約し、アルバムとシングル一枚とを購入。自宅の最寄り駅に向かい、近所のコンビニで弁当を買って済ませようと思ったら昼飯時よりちょっと遅い時間帯だったせいかめぼしいものはなく、仕方なく別の店でかなり遅めの昼食を済ませた。

 ずーっと咳が続いたせいで、自宅に辿り着く頃には疲労困憊。アニメなど観つつ感想を書き上げた頃にはもー何もする気がなくなってました。明日も色々あるので、早めに寝よう……

*1:言い過ぎ。

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