３度目の搬入。

　本日は、３度目となる、在宅透析に必要な消耗品の搬入日です。
　在宅透析を始めた時点で、基本的なスケジュールは決めていて、本当なら先週水曜日に来てもらうつもりでした……が、シャントの血流抑制の手術を早く済ませたい一心でスケジュールを決めたら、手術翌日に搬入日が来てしまった。これはさすがに、途中で傷痕が開いて大惨事になる危険がある、と悟り、いちど手配をした直後に連絡を取って、１週間遅らせてもらいました。
　幸いだったのは、透析液を少し余裕を持って発注してあったこと。基本的には先週水曜日に届くことを想定して、９ｌのタンクを中心に発注していたのですが、念のために６ｌのタンクもいくつか注文していた。そのお陰で、１週間程度の延期ならどうにか対応出来ました。血液回路やダイアライザーなど他の細々とした医材は前回、あえて多めに発注してあったので、そちらについてはまったく問題なし。

　今回も午前９時前には到着。前回、いきなりトラックだったため往生しましたが、今回はハイエースで来てくれました。
　量が量なので、本当なら私も搬入をお手伝いすべきなのですが、如何せん先週手術を受けたばかり。６ｌタンクのケースならギリギリなんとかなりそうですが、９ｌタンクのケースを幾つも移動していたら、縫合に影響が出そうでちと危うい。恐縮しつつ、所定の位置への運び込みはお願いしてしまいました。但し、６ｌのタンクとひと箱５つ入りの生理食塩水の箱、それに細かな消耗品を詰めこんだ箱はちゃんと自分で移動させました……どのみち、この辺は開封したりして、並べ替えなきゃいけませんし。
　３度目ともなると、なんとなく備品を消耗するペースも見えてきた。消毒用の薬剤が尽きないよう、毎回２種類を１本ずつ加えてましたが、どうもさすがにそこまで消費が早いわけではないらしい。酢酸が２本目に突入、ピューラックスは未だ１本目がちょっと残ってるくらいなので、次回はたぶん発注の必要はない。
　非常時に必要になりそうでリストに加えてもらった個包装のガーゼも、慣れてくればくるほど使用率が下がるので、そう頻繁に注文しなくてもよさそう。針に血栓が詰まって回転が悪くなったとき、少し血を抜いて血栓を取るのですが、このときガーゼに血を吸わせておかないと、廃棄に用いる袋のなかがヤバい見た目になりますし、穿刺に失敗したときも余分なガーゼが必要になるので、絶対にある程度のストックは必要、とはいえ、これもいまの様子ならふた月に50枚入りひと箱くらいでこと足りそう。
　あとは、入荷のペースが乱れた場合を考慮して、搬入日に余裕を設けて消耗品を発注すること……なんですが、現実として、重たい透析液などをこれ以上たくさん注文すると、床が沈みそうで怖い。とにかく、輸送に影響が出るような大事が起きないことを願いながら、決まったペースで発注するのが無難なようです……あとは、在宅透析がもっと浸透して、透析機器の軽量化・消耗品の軽減が出来ることも願っておこう。

　消耗品の配置がほぼ確定したお陰か、荷物の整理は30分も経たずに済みました。