うちに順次、3匹の猫がやって来てから、ほぼ1年が経過しました――いちばん最後にやって来たチコはまだ11ヶ月ほどですが、2番目のなっちゃんは昨年の6月14日にやって来たので、ほぼ1年です。
もはや全員すっかり馴染みきってます。1年どころか、ず~っと我が家にいたような顔をしています。
ただまあ、前の子たちと比較すると、やっぱりあとから来た子だな、と思うところはあります。
特に、マリ。
とにかくこの子は好き勝手をしてます。こちらが用事をしているさなかでも膝に上がってくるし、駄目だと言っても机の上に登り、私たちの食事を狙ったりする。
母が夕食の支度をしている時間になるとほぼ傍にくっついています。どうも、前の飼い主の恐らく旦那さんが、食事の支度をしているときにおこぼれを与えていたようで、ずーっと狙っている様子です。
うちの方針としては、人間の食べるものはあまり与えないことになってますし、そもそも猫に食べさせていいものはあまりない。魚だけは、煮物のように塩分の強いものでなければ、ちょこっとだけ身を裂いて与えることもあるけれど、あくまでときどきだし、ほんのちょっとです。
が、マリはこのおこぼれを狙って、夕食のときは母にまとわりつく。時として母を攻撃さえします。ニャーと怒ったように鳴いて、猫パンチを仕掛けてきます。もちろん怒られるわけで、そのときは慌てて逃げるけれど、後日また同じような真似をする。
しかも、とても不用心にすり寄ってくる。人が気づいていないときに足許にいるので、しばしば蹴飛ばしてしまいます。わざとではなく、進行方向であることも構わずすり寄ってくるのです。
ただこれはマリに限らず、他の2匹も同様です。推測ですが、前の飼い主は高齢で、晩年は決して動きは活発ではなかったのでしょう、たぶんそれで問題はなかった。しかし我が家は、私はもちろん、母も年齢に対してかなり溌剌としていてよく動く。猫たちが考えている距離感よりも大きく足が移動するので、たまに衝突する。
なっちゃんは身体が大きいからか「むぎゅ」ぐらいで終わらせてしまうし、チコは割と素早く逃げていく。しかしマリは、あっさり踏まれて悲鳴を上げる。
こっちとしては、怪我をさせるのも怖いけれど、元気とはいえそれなりの年齢である母が躓いて転倒するのも怖い。だから特にマリにはやめて欲しいので、動いているときに引っかけそうになると叱るのだけど、なかなか覚えてくれません。
まあ、相手も猫としてはご高齢。トイレとか寝床とかはともかく、そうした人間との付き合い方をすんなり覚えて変えられるわけではないでしょう。だから、いちおうなるべく警戒するようにはしています……それでもときどき蹴飛ばしそうになりますが。
何にせよ、それぞれの個性はたぶんそのままに、我が家に馴染んでくれたようで良かった。
もう1年。
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