復讐と、制裁と。

 本日は午前十時の映画祭16上映作品を観てきました。
 予定と照らし合わせても、発表された来週の上映時間を考慮しても、今日が最善のタイミングだったんですが……予報では、出かけてる時間が完全に雨と被ってる。しかも結構、降りが激しいらしい。梅雨時なので、ある程度は覚悟の上ですが、なんでこう狙い打ちされるかなー。
 でも、もうチケットは確保しちゃったので出かけます。行き先はTOHOシネマズシャンテ。錦糸町のほうを先にしようか迷いましたが、気分はシャンテ上映の作品だったので。
 鑑賞した午前十時の映画祭16今コマの上映作品は、フランシス・フォード・コッポラ監督による伝説的3部作第2章、ファミリーを興したヴィトーの若き日と、その死後に跡を継いだマイケルのドラマを交錯させ、裏社会の非情を描きだしたゴッドファーザー PART II』(パラマウント×CIC初公開時配給)
 なんで今年はPART IIだけ? と思ったけど、冷静に考えたら、昨年は同じ時期に前作がかかってる。連続で賭けるのではなく、充分な間を取って続篇を出す、という趣向かも知れません……ってことは、来年は最終章をやるつもりだろうか。
 それはともかく、PART IIは前作以上に、宿命がテーマとして強く際立たせている印象です。家族全員を殺害されて郷里を逃れ、アメリカで信頼と報復を糧に“ファミリー”を育てていく父と、その遺産を守るために苛烈であろうとした結果、組織は巨大化しても自身は孤独に陥っていく息子。対比しているからこそ、父ヴィトーの勇ましさと、息子マイケルの悲壮感が濃厚になっている。
 父と息子、それぞれのドラマを並行して描いているため、本篇3時間20分なんだけど決して箇々の展開は多くない。ただ、同じ血腥い展開でも、果敢さの際立った父の仕事ぶりに比べると、やむにやまれず、場合によっては身内さえも切り捨てねばならない息子の仕事は凄惨です。そして、そこまでやり遂げる覚悟は、決して報われているとは言い難い。
 ラストシーンに織り込まれた過去のひと幕は、前作でも見せたマイケルの誠実さ、厳格さが純粋に描かれている一方、確かにそこに今作で描かれる後年の彼に繋がる危うさが潜んでいて、映像として奥行きが深い。
 第1作を鑑賞しておくのが最善なのは間違いありませんが、単品でも傑作の名に値する。ときどき観返したくなる1本です。

 鑑賞後に映画館を出ると、雨はすっかり止み、陽射しすら注いでいる。そして蒸し暑い。
 当初は丸亀製麺で、夏恒例の鬼おろしをいただくつもりでしたが、陽気のせいか若干気分が悪く、食欲が出ない。ただ、うどんは食べたかったので、丸亀にてシンプルに釜揚げうどんを注文しました。これならちゃんと入った。
 ……けれど正直、あとになって気持ち、足りてない。ここを書いているのは17時台ですが、早く夕食が摂りたくてたまりません。
 で、その後、最近なんとなく習慣になっている、仕事から帰ってきた母とアイスを食べる流れでちょっと落ち着き、夕食としてもんじゃ焼き1をいただいて、ようやく満足しました。
 ……その代わり、ここに来て改めて、「やっぱり鬼おろし鶏からぶっかけうどん食べたかったなー」という後悔が沸き起こってきてます。から揚げが乗っていると言い条、大根おろしとなすの煮浸しでだいぶマイルドになるので、案外さっぱりしている。しかしそれでも、具材のぶん多くなるとあの時点の食欲では苦しくて堪能できなかったと思うので、今日スルーしたのは正解だった、とは思ってるんですが。たぶん近日中にまた行くぞ私。

TOHOシネマズシャンテ、階段踊り場の壁面に掲示された、『ゴッドファーザー PART II』上映当時の午前十時の映画祭16案内ポスター。
TOHOシネマズシャンテ、階段踊り場の壁面に掲示された、『ゴッドファーザー PART II』上映当時の午前十時の映画祭16案内ポスター。

  1. スーパーなどにミックス粉と青のりなどを封入したセットが売っていて、キャベツや好みの具材を用意すれば、家庭のホットプレートでもんじゃ焼きが出来ます。[]

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