2ヶ月にいちどのお楽しみ、タイタンシネマライブの日です。
午後の用事を済ませて、ちょっと休憩を取ったあとでお出かけ。まだまだコロナ禍が終息の気配を見せないので、電車よりはバイクの方がいいだろう……と思ったのですが、あまりいい判断とは言えなかった。年の瀬の金曜日なんか混んでて当然だよ。いちばんリーズナブルな駐車場が空いていて、よそに移動する手間を省けたお陰で間に合いはしましたが、ちょっと危なかった。
前回まではフードが購入出来ない状態でしたが、映画館と通っている客の努力の甲斐あってか、フードも無事に解禁。なにせ午後の用事の前からな~んにも口にせずに足を運ぶこともあったので、これがとても有り難い。本日はフリじゃがをお供に鑑賞しました。
本篇前の映像は、ウエストランドのM-1決勝進出報告……しかし内容よりも井口がむくんで見えたのが気になりました。本篇ではそんな感じではなかったんだけど。撮り方の問題だろうか。
ライブ本番、まずはネコニスズ、ダニエルズと続いて、最初のゲスト・納言の登場。でも基本いつも通りです。あまりにもいつも通りで、既にちょっとベテラン感が出ている。
脳みそ夫、M-1では辛うじて敗者復活の権利を持っているキュウ、いつも以上にネタが下品だった日本エレキテル連合、珍しくちょっと正統的な漫才だったまんじゅう大帝国と来て、ふた組目のゲストはぜんじろう……正直もう貴重な感じがない。ちょっと社会派っぽいネタを仕込んできましたが、見解がズレすぎてて終始ピンと来なかった、正直なところ。
M-1決勝進出で吹っ切れた感のあるウエストランドを挟んで、3組目のゲスト・友近が登場。前回もそうだった気がしますが、今回も謎のヒール講談です。当人も言ってましたが、尺が如何様にでも調整出来る、というのが、こういうライブではいいのでしょう。しかし話題の広げ方の巧さはさすがでした。
続いては最後のゲスト、おぎやはぎ。それこそ年末年始のネタ番組でしかネタを観たことがないので、これが楽しみでした。ネタであっても、どこからがネタなのか解らない、適度に肩の力の抜けた感じで、いっそただ遊んでいるだけに見える。これでちゃんと面白いんだから凄い。
もはやゲストではなくただのレギュラー、BOOMER&プリンプリンは時流に乗って『鬼滅の刃』を放り込んできました。内容はいつもの通りでしたが。あんな怖い禰豆子見たことない。
トリは爆笑問題。松坂桃李と戸田恵梨香の結婚話があまりに急すぎてまったくネタが練れない、という話から、アンジャッシュ渡部建の記者会見の話、そしてコロナ騒動へと展開する――しかし今回、2箇所もネタを飛ばしかかってたのは痛かった。ヘンリー王子の妻の名前がふたりとも出てこず、観客に確認する、というひと幕も。それはそれで面白かったけど。
密集を避けるべく、6月以降のエンディングトークは少数のゲストと爆笑問題だけで行うようになってますが、今回のゲストはおぎやはぎ。登壇者のうちふたりがコロナ感染経験者、更にふたりががん経験者、というなかなかヘヴィな取り合わせで、勢いその手の話題が中心に……でもやっぱり渡部に触れざるを得ないのは、彼らなりの優しさなのでしょう。実際、ネタを延々と提供した、という意味では貢献したとも言えるわけで。おぎやはぎのおふたりが言うように、私も渡部さんが善人だとは思ってませんし、あえて観たいわけでもないんですが、いい加減復帰させてあげていいと思う。
次回のシネマライブは来年2月12日。冬場のうちにコロナ禍の終息は難しいだろう、と個人的には踏んでいるのですが、せめてこの辺の開催に差し障りがないことを願うのみ……新耳袋トークライブがなかなか開催出来ないので、定期の楽しみはこれしかないのよ。
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