台風を考慮して行動しましょう。

日劇スクリーン1ロビー外の壁に掲示された横長看板。

 今日はやたらと話題作が封切られる日です。出来れば数本まとめて押さえてしまいたいところですが、例によって作業が詰まっていて、しかも今日は台風の影響でいまひとつ陽気がはっきりしない。帰りが遅くなると不安なので、1本だけにしました――なら自転車で出かけるなよ、と自分で自分にツッコミつつ。

 本日の劇場は有楽町のTOHOシネマズ日劇です。少し早めに現地入りして、周辺でソフトバンクの回線の速度を確認――はやめて、上の階の横幅の広いポスターを、パノラマ撮影機能を用いて撮ってみたりしました。結果はご覧の通り。端っこに黒い部分が出来るのが謎ですが、けっこうよく撮れます。とりあえず立ち位置固定で、身体を回して撮影してみましたが、よく考えたら水平移動でも試してみるべきでした。今度やってみよう。

 そして本題である映画は、アクション映画史にその名を刻む金字塔となった“ジェイソン・ボーン”シリーズ最新作、一連の出来事の背後で繰り広げられていたもうひとつの事件を描いたボーン・レガシー(字幕)』(東宝東和配給)

 監督はシリーズ全作の脚本を手懸けていたトニー・ギルロイに、主演はジェレミー・レナーに変わりましたが、スタッフはけっこう共通しているので、さほど不安は抱いていなかったのですが……正直、物足りない。安易にジェイソン・ボーンを新しいキャストに演じさせたりせず、同じ世界観で切り広げられる別の事件、という体裁でうまく空気も引き継いだのは評価出来るんですが、どうもボーンが背負っていた“業”に匹敵するようなものが感じられない。アクション自体はかなり過激でも分量がいまひとつですし、撮り方も『〜スプレマシー』『〜アルティメイタム』と比較すると凡庸。アクション映画として完成度は低くないですし、創意工夫は感じますが、しかし期待は下回ってしまった。他にうまい作り方もなかった、とは思うんですけどね。

 劇場を出てみると、ちらほら陽は射しているのに、雨粒が落ちている、という実に微妙な陽気。少し様子を見て、行動に差し支えがないのを確信してから、帰宅――ではなく、浜松町方面へ。

 昼食がてら訪れたのは、1年振りの開催となる大つけ麺博2012です。ラーメン類は好きですが、新しい店を開拓する余裕があまりなく、色々な味を試せるのはこのイベントぐらいなので、開催を心待ちにしていたのです。とはいえ、映画鑑賞のついででもなければ訪ねられないので、予定を組むのもひと苦労で、実のところ今日日劇で観てきたのは、ここに足を運びやすいから、という理由があったりする。

めん徳二代目つじ田のつけめん、のりトッピング 強者は1回で2種類、3種類と食べていくのでしょうが、私はそこまで健啖ではないので、1杯だけです。選んだのは、めん徳二代目つじ田のつけめん――ここだけは、お台場で初めて食したのち、店舗のほうにもときどき足を運ぶようになっていてお馴染みなのですが、だからこそ敢えて最初に。今回は、気に入った場合は投票し、その成績で順位をつける、という趣旨なので、馴染んでいるお店だからこそ最初に食べておきたかったのです。

 メニューは店舗で販売しているものとほぼ一緒、なので安心の味。しかし、個人的にひとつ、大きなミスを犯しました。左の写真をよくご覧ください――やけに海苔が多いと思いませんか。このイベント、1杯の価格は全店舗で統一しているのですが、交換するときにトッピングを頼むことが出来る。私はそこで、咄嗟に海苔を頼んでしまったのです。

 海苔自体が不味いわけではありません。むしろちゃんと料理に合っている。しかし問題はここが屋外で、しかも台風が接近しているさなかであり、風が非常に強い、ということです……写真でお解りの通り、お店の方がすだちで押さえてくださったので、1枚が飛ばされそうになっただけで済みましたが、これからお越しの場合は、天候にご注意ください。雨粒も、濡れるほどではありませんがパラパラと落ちてたしなあ。

 今年の大つけ麺博は1週間ごとに店舗を入れ替え、17日まで開催予定。何とか時間をやりくりして、あと2回ぐらいは訪ねたいところ。

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