『スペース☆ダンディ』トーク&上映会in東京アニメアワードフェスティバルatTOHOシネマズ日本橋。

TOHOシネマズ日本橋のホールに展示された、TAAFゲスト諸氏のサインを記したホワイトボード 19日から23日までの5日間、TOHOシネマズ日本橋では『東京アニメアワードフェスティバル2015』というのが開催されています。昨年公表を博した劇場用アニメや世界の名作短篇などを上映しているのですが、その企画のひとつとして、昨年2期にわたってテレビで放映され、その奔放な内容で話題となった『スペース☆ダンディ』の、メインキャスト3名のトークも加えた特別上映が行われました。懐事情もあってソフト版を購入することまではしなかったのですが、間違いなく昨年お気に入りのシリーズだったので、久々の、そして大スクリーンで鑑賞できる機会を逃すわけにはいかない。

 上映されたのは、第8話“一人ぼっちのワンコ星じゃんよ”、第19話“宇宙紳士はジェントルマンじゃんよ”、そして第22話“同じバカなら踊らにゃ損じゃんよ”の3話。……解る人には解る、シリーズでもどっちかと言えばボンクラ寄りのエピソードです。個人的には第22話は特にお気に入りだったので嬉しい。

 トークイベントは上映開始前後と、各話の合間に行われましたが、ここはさすが『〜ダンディ』スタッフ、色々とサーヴィスしてくれます。第8話のあとには、総監督・渡辺信一郎監修による、第8話の後日談的エピソードを、朗読劇の体裁で上演してくれました。この期に及んで、本篇で使い忘れていた設定をブチこんでくるあたりがテキトーというか、ダンディらしいというか。明らかにアドリブと思しいやり取りも楽しかった。

 ちなみにこのイベント、予定時間通りにチケットが発売しない、というトラブルが発生、その対処として、25分遅れで同じイベントを、隣接するスクリーンで実施する、というかたちで開催されてました。故に登壇者は、先行する7番スクリーンで朗読劇を済ませたら、私もいた8番スクリーンに移動して同じシナリオをもういちど朗読し、第8スクリーンで第19話の上映が始まった頃合いに第7スクリーンでトークを実施し……という具合に進行していた模様。が、もともと予定していなかった並行上映だったせいでしょう、第19話の冒頭で隣のスクリーンでの音声が流れ込んでくる、というトラブルが発生してました。まあ、アニメ自体が気軽に楽しむ類のものですし、もともと予定になかったイベントだった、というのも知っているこちらとしては許せる範囲です。登壇者も仰有ってましたけど、これはこれでパラレルワールドっぽかったし。

 というわけで第19話と22話のあいだでは、ダンディ役の諏訪部順一、ミャウ役の吉野裕行、QT役の佐武宇綺のメインキャスト3名に、夏目真悟監督と南プロデューサー、司会兼任として脚本の佐藤大が登壇、制作時の想い出や裏話を披露してくれました。各エピソードごとにスタッフが異なり、それぞれに個性や才能を発揮してくれたので意外と夏目監督は見てるだけだったみたいな話や、前述した未公表設定などけっこう忘れられてた設定がふんだんにあるという話、それに毎回レジェンドのようなベテラン声優がゲスト出演してくれたので、その都度色々と勉強になった、などなど次から次から話が出てくる。聞いていても、雰囲気が良く、作りながら刺激を受けていたのが伝わってきます。

 話の雰囲気では、現時点ではシリーズ復活は望み薄のようですが、しかし業界内でも支持が高く、スタッフの意欲があることが窺えるだけに、これで終わらせるのは勿体ない。諏訪部氏は「歳取ってから個人的にロフトプラスワンでイベントやるかも」などと仰有っていましたが、出来れば新シリーズとして復活して欲しいところです。……もうちょっと余裕が出来たら、改めてブルーレイ版を少しずつ揃えていこうかしら。

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